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『アンと青春』 坂木司 (光文社)
評価:
坂木 司
光文社
¥ 1,728
(2016-03-17)

『和菓子のアン』の続編。デパ地下の和菓子屋(みつ屋)でバイトを始めたアンちゃんの一年目の終わりから二年目にかけてが描かれます。
日本固有の四季折々の和菓子の蘊蓄が相変わらず読者を楽しませるのですが、読んでいての楽しみはやはりアンちゃんがいかにエピソード(事件と呼んでもよいのかも)と関わり成長を遂げてゆく過程を満喫できる点だと思います。

中年以上の読者が読めばまるで我が息子(娘)を案じる気持ちを持って読み進めることでしょう。タイトル名と前作の終わり方として立花との恋バナが咲くのではと期待していましたが、作者に焦らされます(笑)なんとライバルも登場しちゃうのです。そして立花の乙女ぶりが前作以上に露呈されますし、また桜井も結婚します。

印象に残るのは京都に友達と訪れるシーンで、デパートを離れたところでのアンちゃんも素敵で、京都に和菓子を食べに行こうと思われた読者も多いのではないでしょうか。個人的には和菓子屋さんに『和菓子のアン』の文庫本なんかもおいてくれたらお互い相乗効果があって良いのではと思われます。和菓子を食べながら本作を読むというのは最も幸せな気持ちに包まれますよね。

和菓子の売上増に結構本作は貢献していると感じます。私自身そうですし(笑)アンちゃん自身が和菓子のようにもっと甘ーい恋が出来るように願って本を閉じました。また会える日を楽しみに待ちます。正社員になれますように。

評価8点。

posted by: トラキチ | 坂木司 | 07:33 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『和菓子のアン』 坂木司 (光文社文庫)
日常のミステリの書き手として、北村薫や加納朋子のあとを継いで脚光を浴びてきた作者の代表作と言える作品であるが、今回続編を機に手にとって見たがやはり巷の高評価が納得できる読書となった。 なにわともあれ、アンちゃんこと主人公の杏子のキャラが頗る良いと感じる。地味だけれど、読者(とりわけ女性読者)にとっては等身大のキャラだと言えよう。彼女が高校を出て進路を迷っているときに、デパ地下にて和菓子店を展開するチェーン店にバイトとして勤め始めた一年間が描かれます。

決して洋菓子のように派手さはありませんが、和菓子にまつわり、想いを寄せた各編におけるエピソードは日本人古来からの伝統にも関連し心が揺さぶられます。周りを取り巻く人たちも憎めずかつ個性的でほぼ完璧じゃないでしょうか。個人的には立花さんの師匠がその登場の仕方と物語り全体に及ぼす影響力も含めてキーパーソンとなっています。ラストではアンちゃんと立花との距離も縮まり続編を読む楽しみが倍増された気もします。

本作の最も読ませどころは、四季折々に関わる和菓子のエピソードに触れることによって季節感を味わえる点があげられるのでしょう。そしてその季節が移ろうことによって主人公のアンちゃんが着実に成長していく姿が確認できるところが最も本作の秀でたところだと感じます。続編のタイトルからして恋花が咲くのかどうか、きっとやきもきするのでしょう。早くページを開きたい気分に取りつかれつつ本書を閉じました。

評価9点。
posted by: トラキチ | 坂木司 | 18:47 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『ワーキング・ホリデー』 坂木司 (文春文庫)
坂木さんらしいハートウォーミングなひと夏の父と息子の物語。
父と息子とはいえ、本作では急に子供であると宣言されます。
元ヤンキーでホストの大和と、とっても出来た11歳の息子の進。
ホストから宅配便へと転職することによって物語は動き始めます。
最初違和感のあった2人ですが、徐々に絆が深くなっていくのはまあ予定通りと言えばそうなのですが、心地良いですよね。
テンポの良い文章と、脇を支えるサブキャラの充実ぶりが楽しい読書を約束してくれます。
映画化もされたみたいでこれは面白いかも。

ヤマトが進に対して愛情を注げたのは、自分の血の通った子供であることはもちろんのこと、由希子への強い愛情が残っているからですよね。
父親の愛情が息子に注がれたのはちゃんと母親にも伝わっています。
なぜなら息子の几帳面な性格は母親譲りなのですから。
あと個人的には、鈴木先生の話が少しミステリアスで異色で面白かったです。
彼女にも幸せになってほしいですね。
ラストの別れのシーンは続編があるので感動度は少し薄かったような気がします。
でもって近日中に続編を読む予定。

(読了日2月25日)

評価8点
posted by: トラキチ | 坂木司 | 10:07 | comments(0) | trackbacks(0) |-