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評価:
中山 可穂
角川書店
¥ 1,785
(2008-02)
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<愛をこめて書かれた完成度の高い美しい一冊。>
ネットでの本の師匠とも呼ぶべき
七生子さんのお気に入りの中山可穂さんの最新刊。
この人も寡作で有名な方ですね。
2〜3年に一冊ぐらいのペースかな。
だからこそ一冊一冊じっくり読んでみたいし、そう読むべき内容の本である。
野生時代に掲載された短編4編と表題作である中編1編からなる作品集。
いや〜、
『弱法師』以来だから可穂さん約5年ぶり。
『弱法師』の時は密かに直木賞かなと思ったものです。