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『県庁おもてなし課』 有川浩 (角川文庫)
有川さんの魅力が満喫できる極上のお仕事小説。舞台は有川さんの出身地である高知県。高知県庁に実際に存在する「おもてなし課」を舞台にユニークながらも有川さんの郷土愛が詰まっています。
“ビター&スィート”という言葉がピッタシ当てはまる有川作品のご多分に漏れず本作も読者のツボを押さえた展開です。
まあそれは有川さんのレベルにおいては当たり前のことでしょうが、それにしても高知県に行きたくなります。

単なるお仕事小説だけではありません、もっと贅沢な小説です(笑)。作中で描かれる恋愛模様も主人公で県庁おもてなし課に勤める掛水と多紀ちゃんの行く末を案じながら楽しく読めます。掛水の成長小説として読んでみても面白いかも。

そのあたりは有川作品特有の“ほっこり”した読後感でもあるのですが、本作ではもうひと組のカップル(作家の吉門と佐和です)いうか血の繋がっていない元兄妹の熱いシリアスな愛情が凄く読者に伝わって来てどちらかと言えばこちらの方が手に汗握らされます。

観光について作中でアプローチする場面があるのですが、その中で“まずはトイレ”という話が印象的です。
あとは全体を通して、“お役所”の仕事に戸惑いながらも“民間感覚”を意識して行って行くという流れになっていますが腰の重い県庁職員のイメージも良く言えば改善されているのかもしれません。
作中で描かれているかつてのパンダ誘致論を決して無駄にしてはいけませんよね、読者にとっても日常の不合理なことを改善して行く背中を押してくれる作品でもあります。

評価9点。
posted by: トラキチ | 有川浩 | 05:06 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『ストーリー・セラー』 有川浩 (新潮社)
初出 Side:A アンソロジー「Story Seller」、Side:B 書き下ろし。

妻が作家(書く側)で夫がそのパートナー役(読む側)である2組の夫婦の悲しい物語。
悲しいと書きましたが結末が悲しいだけで、それよりも愛に満ち溢れているシチュエーションを楽しむべき話だと思います。
とりわけ、2人の出会いや好きになって付き合うまでに至った過程の描写が印象的で胸に突き刺さります。
読者は笑って泣いて恋を堪能できます。
このあたりベストセラー作家の有川さん、読者のツボを押さえていますね。
常に読む側の人の意識を念頭に入れて書かれています。
そしてテンポの良い文章は現在この人の右に出る人はいないんじゃないかなと思います。

sideAとsideBとに別れていますが前者は作家である妻が病気になり、後者はパートナーである夫が病気になります。
個人的にはAのカップルの方が2人の愛情が深かったように感じれました。妻の祖母宅で義父に対して妻をかばう旦那さん、男性読者ですが惚れちゃいますね(笑)

内容的には死が主題ではなく、愛というか夫婦愛が主題です。
ただ涙を誘われるほど感動的ではなかったです、それは最近山本周五郎の作品を多く読んでいるからかもしれませんが(笑)
それよりも相手を大切にする気持ちを感じ取り、そしてもっと言えば作者が読者を大切にする気持ちを感じ取るべき作品だなと理解しています。

作家は読者に夢を売っています。
この作品の中では妻と夫というくくりですが、読みとる私たちはそう捉えるべきだと思います。
本作の装丁などもプレゼント包装しているかのごとく仕様ですよね。
だから本作は作者の読者に対する日ごろのお礼も兼ねたメッセージ的作品(プレゼント的?)と言えば少し深読みしすぎでしょうか。
決してそうではないはずです。
とにかく作者の心地よさは絶品だと感じざるをえない読書でした。

評価8点。
posted by: トラキチ | 有川浩 | 09:39 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『植物図鑑』 有川浩 (角川書店)
評価:
有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,575
(2009-07-01)

 <有川さんの作品はあんまり読んでないのですが、本作を読んで売れっ子であるというのがわかりますね。こんな甘い恋愛なんて到底現実的じゃないけど、作中に何度か出てくる“雑草という名の草はない”という言葉の裏返しに本作の真髄があるように感じられます。そう、“雑草のように強くて逞しい恋愛をしよう”!さやかとイツキの関係がどうなることやら、胸キュン王道ラブストーリーを堪能あれ。>


しばらくの間、いわゆるベストセラー小説を読むのを怠ったせいというかおかげというかとっても新鮮な気持ちで本作に対して向き合うことができました。
有川さんは、今や当代きっての売れっ子作家と言って過言ではないのでしょう。


この作品は角川のsari-sariという携帯小説サイトにて連載されたものを中心として単行本化されています。
時代は変わったものでいろんな媒体で小説を読むことが出来るようになりましたね。
有川さんはその読者の環境を十分に熟知した上で本作を書いています、しかも見事な出来栄えで。


最初に断っておきたいのは、私のような中年男性読者と言うのは本当に“例外的な”読者なのである。
だからお若い女性が私の感想を読んでもあんまり参考にならないと思うし、逆に良い部分だけ受け取って欲しいなと思う。


私が強く感じた点は次の点である。
まず、有川浩という作家の売れている理由ですね。
これはまずディープな読書家も読んでみたいと思う衝動に駆られるバラエティーに富んだ作品群ですね。
逆に、有川浩の作品あるいは有川浩プラスアルファの作家しか小説は読まないと言ってもおかしくない人が沢山いそうな、その読みやすさとオリジナリティーですね。
前者のディープな読書家さんが手に取る本書はどうだったのだろう、私も聞きたいぐらいですわ、ちょっと甘ったるすぎるのかな。
後者は過去にたとえば“乙一”さんが登場した時も同じように感じたのですが、ちょっと違うのかな。
私自身もよくわかってません、なんとなくのフィーリングです。
でも後者の有川浩を中心に数少ない作家の作品しか読まれない方は、かなり楽しめたんじゃないかなと思いますね。

続きを読む >>
posted by: トラキチ | 有川浩 | 19:50 | comments(2) | trackbacks(0) |-
有川浩著作リスト。
さて、今もっとも旬の作家と言っても過言ではない有川浩さん。
恥ずかしながら初挑戦いたします。

著作リスト作っておきますね(アンソロジー除く) (2009/08/28更新)

『フリーター、家を買う。』 (幻冬舎)2009/08
『植物図鑑』 (角川書店)2009/06 ≪既読≫
『三匹のおっさん』 (文藝春秋)2009/03 ≪既読≫
『別冊図書館戦争2』 (アスキー・メディアワークス)2008/08
『ラブコメ今昔』 (角川書店) 2008/06
『別冊図書館戦争1』 (アスキー・メディアワークス)2008/04
『阪急電車』 (幻冬舎) 2008/01
『図書館革命』 (メディアワークス)2007/11
『塩の街』 (メディアワークス)2007/06 〔電撃文庫 2004年刊の改訂増補〕
『図書館危機』 (メディアワークス) 2007/03
『クジラの彼』 (角川書店)2007/01
『図書館内乱』 (メディアワークス) 2006/09
『レインツリーの国』 (新潮社) 2006/09 文庫化(2009/07)
『図書館戦争』 (メディアワークス) 2006/03
『海の底』 (メディアワークス) 2005/06 文庫化(角川2009/04)
『空の中』 (メディアワークス) 2004/11 文庫化(角川2008/06)

抜けはないと思うけど(笑)、文庫化はまだ一冊だけですね『塩の街』は別として。
来月『海の底』予定ですね。
おそらく『図書館戦争』シリーズも角川からでしょうか。
かなり売れると思ってます。
とりあえず手元に『三匹のおっさん』ありますのでそこから入ります。
その後、『阪急電車』へ乗る(読むですね)予定。

みなさんのオススメあれば教えてください。エッ、全部(笑)
posted by: トラキチ | 有川浩 | 02:50 | comments(2) | trackbacks(0) |-