Search
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
Sponsored links
徘徊ブログ
読書メーター
トラキチの今読んでる本
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
最近読んだ本
トラキチの最近読んだ本
鑑賞メーター
トラキチの最近観たDVD
New Entries
Recent Comment
Recent Trackback
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |-
『マタニティ・ブルース』 (2011年イタリア映画)
重くて暗い内容なんだけど凄く良い衝撃的な映画を観たと言う気がします。
それぞれの事情で子供を殺めてしまった4人の女性の物語。
見どころはやはり彼女たちの再生を描いているということなのでしょう。
母親失格で心に病がある彼女たちがいつまでも母親でありたいと固執しているところが素晴らしいのでしょうね。
彼女たちはいつの日かまた子供たちを抱きしめたいという気持ちを持っていてそれが凄く伝わって来ます。
いわば“贖罪”の物語だと言えそうです。
究極の母性が描かれているという点では仕事にかまけてばかりいる男性必見かもしれません。
劇場未公開映画、WOWOWにて視聴。

評価9点。
posted by: トラキチ | DVD(海外) | 19:33 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『ワン・デイ 23年のラブストーリー』 (2011アメリカ・イギリス映画)
ご存知『レ・ミセラブル』や『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ主演の王道ラブストーリー。
お互い惹かれ合っているのですが離れていることを選択した2人の23年間を描いています。
少し凡長な感じで初めは流れるのですが、ラスト近くのある出来事が2人の絆の深さを再認識させてくれます。
プレイボーイのデクスターと真面目なエマの対比が素晴らしいのですが、男性視聴者の希望的目線で言わせてもらえば、デクスター(男性側)の愛情の方が深かったんだと思っています。アンがとびっきりキュートだからそう思うのでしょうかね(笑)
彼は間違いなく幸せ者です。逆に女性視聴者が観れば、デクスターにじれったく思うことは必然でしょうね。ハッピーエンドじゃないけど心がハッピーになれる映画です。映画音楽やロンドン、パリの風景も素敵です、WOWOWにて視聴。

評価9点。
posted by: トラキチ | DVD(海外) | 18:38 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『ファミリー・ツリー』 (2011年アメリカ映画)
評価:
---
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,477
(2013-06-05)

原題:The Descendants、WOWOWにて視聴。ハワイを舞台としたジョージ・クルーニー主演の家族の物語。
冴えない弁護士役のクルーニーが素敵で良く出来た映画だと思います。
妻(母親)の死別をメインテーマとして、妻の不倫、土地相続、娘の非行などの問題が描かれているのですが、どうやって収斂させていくかが見ものです。
ハワイならではの音楽と風景が観る者の心を和ませハートフルでちょっと泣ける映画に仕上がっている。
不倫相手の妻が病院を訪ねるのと、船から骨を流すシーンが印象的。長女役のシェイリーン・ウッドリーがとってもキュート。

評価8点。
posted by: トラキチ | DVD(海外) | 19:20 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『今日、キミに会えたら』 (2011アメリカ&イギリス映画)
評価:
---
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
¥ 2,754
(2012-11-09)

原題“LIKE CRAZY”。不法滞在によってイギリスとアメリカという遠距離恋愛を余儀なくされる2人のカップルを描いた秀作。
ラストは視聴者に委ねられているところがあって余韻を残すんだけど、今現在好きな人がいるかどうかによって捉え方も違ってくるような気がします。
カメラワークが秀逸でまるで自分自身が演じている俳優(女優)に乗り移って楽しめます。途中で椅子の裏に映画の原題(LIKE CRAZY)が書かれていてその訳(「切ないほど好き」)が最高で印象的であった。
未公開映画ながらなかなかの映画であったと思います。主演の女優もなかなか美人です。2011年アメリカ・イギリス映画。WOWOWにて視聴。

評価8点。
posted by: トラキチ | DVD(海外) | 19:15 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『ブルーバレンタイン』 (2010アメリカ)
“仕事が芳しくないディーンと、長年の勉強の末に資格を取り、病院で忙しく働くシンディの夫婦は、娘のフランキーと3人暮らし。2人はお互いに相手に不満を抱えていたが、それを口に出せば平和な日常が崩れてしまうことを恐れていた……。夢や希望にあふれていた過去と現在を交錯させ、2人の愛の変遷を描くラブストーリー。主演はライアン・ゴズリングと、本作で第83回米アカデミー主演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズ。"

恋愛は辛いことがあっても楽しいものだけど、結婚は辛いことがあればそれに我慢できなくなります。
本作は結婚経験者の大方の人が共感できる物語ですね。
必ずしも明るい話ではないのだけど、あれだけ優しい時があったからこうなったのかもしれないと思わせてくれるところが凄いです。
一緒に生きて行くって難しいですよね。
主演の2人の熱演も印象的で記憶に残る映画となりました。
結婚の破局って大体が男の我慢のなさなんだなと思う。
嫁の方に合わせてたらそんなに問題はないのに、それが出来なくなるのですね通常は。

恋愛中のカップル、特に男性側が観れば相手の女性に対して優しい気持ちになるのではないでしょうか。
特にウクレレを弾きながら歌うシーンが素敵です。

少し男性側に肩入れすれば、結婚の過程においてこんな理解のある優しい男性はいないよと思ったりもします。
自分の子供ではない子を宿した女性を引き受けるとは凄い覚悟ですよ。
女性側の結婚後に対する方向性と男性のそれとが初めからずれてるって感じですね。
逆にもう少し、女性も子供のために我慢すべきだったようにも思えます。
私なりに達観した見方をすれば、お互いが選ぶ相手を間違ったような気もします。
人生の方向性が微妙に違うのだけど、中絶を取りやめたことによってお互いの気持ちが急にヒートアップしたような気がします。
そのことを2人の強い絆に出来なかったところがポイントですね。
最後の別れのシーン、娘の"I love him."という言葉がとっても印象的です。

夫婦や恋人同志で是非語り合ってほしい映画です。
どちらの言い分もわかります。
ただ結婚すればお互い折れなくなるのですね。
そしてこの映画を夫婦で語り合えれる関係であれば、その夫婦はお互いが良きパートナーであると認定したいですね。
恋人同志で語り合えなければ、その先のことは考えなくていいんじゃないかな(笑)

posted by: トラキチ | DVD(海外) | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『デート&ナイト』 2010アメリカ (WOWOW)
評価:
---
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 3,220
(2011-02-04)

<スティーブ・カレル&ティナ・フェイ主演のアクション・コメディ。ニューヨークに住むフィルとクレアのフォスター夫妻は平凡な生活を送る退屈なカップル。2人はいつものように週末のディナーを楽しもうとマンハッタンのビストロに行くが、店で予約の名前をごまかして席に着いたことから2人組の男たちから追われる羽目に……。監督は「ナイトミュージアム」シリーズのショーン・レビ。共演にマーク・ウォールバーグ、ジェームズ・フランコ、マーク・ラファロほか>

主演の2人はそんなに日本では知られてないので、日本では未公開みたいですがテンポよく進みアクションも小気味よくってそこそこ楽しめます。
倦怠期の夫婦が事件に巻き込まれてそして愛情を取り戻していくのですが、ビッグスターのように容姿端麗でないところが身近に感じられていいのかも。

『ナイト&デイ』とはかなり製作費が違うでしょうね(笑)でも内容的にはこちらの方が楽しめるかもしれません。
スティーブ・カレルもティナ・フェイも私は知りません。でもこの二人が演じたら本当の夫婦のように見えるのですね。
トム・クルーズとキャメロン・ディアスの夫婦役って見たくもありません(笑)

この作品も決して退屈ではないのですが、目を釘付けにされるというほどでもなく微妙です。
途中で観るのを止めるほどでもなく、最後観終わってから、“ああ、最後まで観てまあよかった”と思える程度の作品です。
“まあよかった”の“まあ”がこの作品の評価を的確に表していると思っております。

まあまあ(7)


posted by: トラキチ | DVD(海外) | 18:27 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『キック・アス』 2010アメリカ・イギリス (WOWOW)
<同名人気コミックを「スターダスト」のマシュー・ボーン監督が映画化したアクション・コメディ。ニューヨークに住む少年デイブは「誰もがスーパーヒーローを好きなのに、なぜ、誰もスーパーヒーローになりたがらない?」と思い立ち、何の特殊能力も持たないまま、ひとりコスチュームを着てスーパーヒーロー「Kick-Ass(キック・アス)」になる。だが、正義の味方として悪者を退治するのは骨の折れる仕事で、かなり痛い。やがて、傷だらけになりながらもキック・アスとしての活動を続けるデイブの前に、同じ稼業のビッグ・ダディとヒット・ガールが現れる。>

スーパーマンやスパイダーマンほどカッコよくないが魅力的。
ひとことでいえばこうなりますよね。
この作品のいいところは視聴者が主人公の「キック・アス」になり切れるほど距離感の近いところじゃないでしょうか。
あと誰もが感じる「ヒット・ガール」の可愛さですね。スピーディな動きには痺れます。
カッコいいのが主人公でなくってヒット・ガールっていうのが良いですよね。
そしてニコラス・ケイジ、「ビッグ・ダディ」という渋い役柄ですが生き生きと演じているように思えます。

作品全体としたら勧善懲悪的な要素と夢を与えてくれる要素とが上手くミックスされていて爽快な気持ちで見終えることができました。
そして主人公の青春成長ストーリーとしても観れますよね。やはり主題は“正義”なのでしょう。

少し余談ですが主人公のマッチョではない体系がいいですよね。普通にやられてしまいます。
性格もオタクっぽいですね。
まるで私たち視聴者がやられてるがごとく、そして自然と映画の中に入っていけるのですね。
この映画の素晴らしさは本物のアメリカンヒーローばりのニコラス親子と、偽アメリカンヒーローと言っても過言ではない「キック・アス」との融合ですね。
とりわけ出会いのシーンの迫力には驚愕しました(笑)

いずれにしても過去の大作ほど派手ではないけど、視聴者にとってはずっと印象に残る爽快なエンターテイメントアクション大作だと言えそうです。
吹替え版で観たので、是非ヒット・ガール演じたクロエ・グレース・モレッツの肉声聴くために字幕版で観る日も近いでしょう。

オススメ(9)
posted by: トラキチ | DVD(海外) | 19:06 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『ナイト&デイ』 2010アメリカ (WOWOW)
評価:
---
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,500
(2011-07-06)

<「バニラ・スカイ」でコンビを組んだトム・クルーズとキャメロン・ディアスが再び共演するアクション・コメディ。監督は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド。理想の男性を追い求める平凡な女性ジューンは、ある日空港でハンサムな男と運命的な出会いを果たすが、男の正体は重要な任務を帯びたスパイだった。男との出会いから、何度も危険な目に遭遇するジューンは、やがて男に疑いの念を抱きはじめる。>

アクションとコメディとの両方を楽しめるビッグネーム2人が出演した贅沢な作品なのですが、すべてにおいて中途半端な気がする。いまや40歳近いキャメロン・ディアスのビキニ姿を観て喜ぶファンは少ないような気がします。
過去の2人の大作と比べるとイマイチですが、娯楽エンターテイメント作品と割り切ればそれなりに楽しめます。

ちょっとお転婆がキャメロンのいいところだったのですが、やはりキュートさがなくなってきた感じですね。
もうファンも“首ったけ”になってくれないのかも(笑)
一方のトム・クルーズですが、やはりトップガンやカクテルという青春映画のヒーローというイメージが強すぎて。

あまりにもご都合主義で作られ過ぎてるような気がしないでもないのですが、やはり2人がミスマッチなような気がします。
2人ともアップに耐えれないんですよね(笑)
お互いに相方がもう少しフレッシュな人だったらもっとお洒落に仕上がったんじゃないかと思います。
興行的にはどうなったかはしれませんが。
それとそうだよね、トムの代表シリーズであるミッション・インポッシブルシリーズとどうしても比べちゃうんですね。
本作の方がずっとライトな感覚でそこがいいのかどうか、観る人によっては気軽なヒーローアクション映画として楽しめるかもしれません。
私的にはちょっと微妙、確かにそれなりには本作のトムもカッコいいんだけど、それよりも昔は本当にカッコよかったんだけどなと思う気持ちの方が強いですね。
これはキャメロンのファンにも言えることだと思います。

「トップガン」や「メリーに首ったけ」の頃の彼らが懐かしいと思った人はかなりいるんじゃないかなと思います。
ああ、あの頃が懐かしい。
トムやキャメロンも若かったけど、自分も若かったなとちょっとこの2人の組み合わせは時代の流れを感じずにいませんでした。


まあまあ(7)
posted by: トラキチ | DVD(海外) | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『ソルト』 2010アメリカ (WOWOW)
評価:
---
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
¥ 3,670
(2010-11-24)

<アンジェリーナ・ジョリーとフィリップ・ノイス監督が、「ボーン・コレクター」以来となるタッグを組んだスパイ・アクション。CIA職員のイブリン・ソルト(ジョリー)は、謎のロシア男性の告白により、大統領暗殺のために送り込まれたロシアの二重スパイの嫌疑をかけられる。CIAから追われる身となったイブリンは顔を変え、髪の毛の色を変え、別人になりすまして真相を突き止めようとするが……。共演にリーブ・シュレイバー、キウェテル・イジョフォー。>

アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイアクション。2010アメリカ映画。
ジョリーの作品は何本か観ていて結構ファンなのですが、どちらかというと『チェンジリング』のようなシリアス系の方が好きなんだけど、この作品も小気味良いアクションシーンが満載で息つく暇もなく楽しめます。
カッコいいという言葉は男性だけではないのですね。

内容的にはジョリー演じるソルトがなぜこのようなことをしたのか、そして物語全体の流れがわかりづらいところもあります。
逆を言えば誰が敵で誰が味方かがわからずに観ていくとハッとさせられるでしょう。

オチとしたら恋愛的な要素も盛り込まれていて驚かされるかな、まあ満足といったところでしょう。
必見とまでは言わないけどハラハラしながら楽しめるのでおススメと言えばそう言えるでしょう。
特にカーアクションは凄まじいですね。

面白い(8)
posted by: トラキチ | DVD(海外) | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) |-
つぐない [DVD] (2007イギリス・フランス)
つぐない つぐない (2007)【監督】ジョー・ライト【出演】キーラ・ナイトレイ / ジェームズ・マカヴォイ / ロモーラ・ガライ / シーアシャ・ローナン / ブレンダ・ブレシン / ヴァネッサ・レッドグレーヴ / ジェレミー・レニエ / ジュノー・テンプル

★★★★☆ [90点]「誰にでも取り返しのつかないことをしたと後悔する時がありますよね。でも、この物語の主人公ほどそのことを真摯に受け止めて生きた人間はいないんじゃないでしょうか。」原作はブッカー賞作家イアン・マキューアンのベストセラー小説『贖罪』。
いや〜、本当に素晴らしい映画ですね。

最近劇場で観た映画『愛を読むひと』と甲乙つけがたいですが完成度はこちらの方がやや上でしょうか。
この作品も同様に切ない恋愛映画ですが、同時に凄い反戦映画として描かれていると思います。
そうです、戦争が引き裂くのですね。

物語の舞台は第二次世界大戦前夜、夏のイングランド13歳の未成年の少女ブライオニーが犯した罪、それによって離れ離れになった姉セシーリアと使用人の息子ロビー。
これは罪というか、感受性の強さから出た一瞬の判断の嘘と言えばいいのでしょうか。
それにしてもブライオニー役を演じる三人の女優さん、見事です。
身分違いの恋、思春期の過ち、そして戦争、イギリス映画らしい作品だと思う。
暗くて重いんだけどテーマが重厚ですね。

ラストが本当に圧巻ですわ。
とくに文芸作品をお好きな方はそう思われると確信しております。
結果としてはカップルの不幸の原因は戦争だったのかそれとも妹だったのか。
私的な解釈としては、もし戦争がなかったら2人は当然離れ離れになったけど、また再会して幸せになれたと思っております。
これはブライオニーの切なき願いでもありますよね。

原作はどうなってるかとても気になりますが、映画だけ観た人のほとんどは心地よく騙されます。
メロドラマにしないところが良いのでしょう。
厳しい現実を踏まえつつも、ブライオニーの夢を語ってくれているのでしょう。
そう彼女の“つぐない=現実では起こりえない愛の成就”なんです。
このやり切れなさを含んだ、逆になんとも言えない充実した気持ちって言葉では表現し尽くせないですよね。

物語の構成だけでなく音楽も素晴らしい本作はあなたの心を揺さぶります、覚悟してご覧になってくださいね。


Posted by トラキチ on 2009/07/22
with 映画生活
posted by: トラキチ | DVD(海外) | 17:33 | comments(0) | trackbacks(1) |-