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『カッコウの卵は誰のもの』 東野圭吾 (光文社文庫)
土屋太鳳主演でドラマ化されたというのと、冬季競技であるがオリンピック関連でということで手に取った久々の東野作品。
決して感情移入の出来る内容ではないし、読後感も良くないのであるけれど、安定感のあるストーリー運びは流石と思われます。
それにしても作者はスポーツやDNAに関する作品が多いですよね。男性読者としてはやはり、元オリンピック選手で血の繋がらない子供を娘として愛情を注いでいる緋田宏昌の苦悩はわからなくはないです。

娘の風美の立場から読んでみても捉え方は読者によって違ってくるであろうけれど、やはり宏昌夫婦に育てられてベストではないかもしれないけれどベストに近い部類だとは感じる。
物語のもう一人の主役と言っても過言ではない柚木ですが、初めは強引で嫌なキャラというイメージがあったのですが、次第に謎を解明してゆく探偵みたいな役割を演じたのには驚かされた。

あとは最初の脅迫者が誰であったのか、最後まで引っ張って読ませてくれますが、上条社長の過去の行動がすべての人を振り回している事実が情けないけれど、息子への愛情をは認めたい気はする。けれど、女性読者には上条社長を許せないという読者が多くても頷ける物語でもある。

タイトル名のセンスは流石で、宏昌がこれからも風美を実の親以上に愛してゆくのであろう。余談ですが、一流の選手は遺伝か努力かということが語られているけれど、今回のオリンピックを視聴して遺伝だけではなし得ないなと強く感じた。東野作品の未読本、ノンシリーズを中心に少しずつ読み進めたい。

評価8点。
posted by: トラキチ | 東野圭吾 | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『マスカレード・ホテル』 東野圭吾 (集英社文庫)
東野作品は直木賞受賞以前はコンプリートしていて応援していたのですが、受賞後は自分自身の天邪鬼ぶりを露呈するようで恥ずかしいのですが、読む機会が激減し今回約5年ぶりに東野作品を手に取ったのであるが、率直な感想として氏のリーダビリティの高さを再認識した次第であります。

決して読後に余韻が残ったりあるいは有意義な読書体験のできる作品ではないですが、サクサク読みやすい文章が相まって、読んでいるときに謎が気になって捲るページが止まらなくなるのは健在で、かつて貪るように東野作品を読んだ若かりし自分を思い起こしました(笑)

氏の代表シリーズと言って過言ではない加賀刑事やガリレオシリーズほどキャラは立ってませんが、ホテルマンに潜入する新田刑事とホテルウーマンの山岸尚美との掛け合いが適度に楽しくて、緊張感を持続しながら読み進めれるところが全体構成の巧さが際立っている。
そして犯人(X4)が誰であるかはかなりのサプライズで、読み進んでいるうちに想像していた人とは大半の読者が裏切られる形で終わり、そのやられた感が快感でもある。

それにしてもホテルマンって大変ですよね、ホテルマンのお仕事小説としても実情が把握できたので今後ホテルを利用する時は敬意を払いながらもホテルマンのサービス精神を採点したいなと思ったりします。
続編(前日譚か)がもうすぐ文庫書下ろしで出るので東野氏のサービス精神に感謝したいなと思う。

評価8点。
posted by: トラキチ | 東野圭吾 | 20:55 | comments(0) | trackbacks(0) |-