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日の名残り [DVD] (1993アメリカ)
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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
<世紀の名作を稀代の演技派俳優が演じた原作に肉薄する重厚な作品。>

監督 ジェームズ・アイヴォリー
原作 カズオ・イシグロ
原題 The Remains of the Day
カズオ・イシグロ原作のブッカー賞受賞作の映画化作品。

まず、主演2人の息がぴったし。
アンソニー・ホプキンス 、エマ・トンプソンですね。
貫録の演技と言っていいでしょうね。
少し原作と違う面もあるのだが、ラストのドラマチックな別れのシーンは原作以上と言えよう。

原作の感想はこちら
ただ、どうだろう。
原作を読んで、予備知識があるのでわかりやすいが、もし読んでなかったらどうだっただろう。
ちょっと理解し辛いかもしれませんね。
そうせざるを得なかったのでしょうが、男の生きざまというよりやはり男女の恋愛模様を描きがちですね。
その要因として原作は主人公の一人称語りに終始されてたことが大きい。
映画を見るとさすがに多面的に見ざるを得なくなり、逆に女性のしあわせも考えさせられました。

逆に本当に素晴らしいなと思ったのはイギリスの田園風景の素晴らしさ。
これは原作を読んでも感じれる部分だったので見事に映像化されてたと思います。

あと、ナチとの問題とイギリスの対応等は原作よりも辛辣に描かれているような気がした。
映画を見られた人に原作も是非読んで欲しいなと思う。
映画を見たあとだと余計に楽しめること請け合いの傑作なのである。

最後にDVDの特典映像にて観れる原作者カズオ・イシグロの簡単なインタビューの訳文を掲載しますね。
この映画の何を語りたいかが彼の短い文章に集約されているからである。
“この物語は誰の人生にもたとえられる国や時代を越えて人々が共感できる普遍的な人間ドラマだ。人生の空しさについて描く時、英国執事の場合はそれが2つの点に集約された。恋愛面と政治思想面だ。”
“英国紳士のフェアプレー精神がドイツによって誤った方向に操られていく過程に私はとても興味を持った。英国貴族の世間知らずで礼儀正しい性質をヒトラーは利用できると考えた。彼は貴族を将棋の歩のように巧妙に操っていったんだ。
“私より1世代前の日本は全体主義に近かった。だから私の世代の日本人や同世代のドイツ人は自分が少し前に生れたらどうしたかと考えることがある。勇気をもってしっかりと全体を見据えあの時代の勢いに流されずにいられただろうか。”
“政治思想における品格は自分の意見を持つことで生まれてくるものなのだ。”
“欠点のある人物を描くものに名作は多い。優れた面と弱い面を持ち合わせた人物こそがドラマになるんだ。彼は自分を責めても仕方ないと感じる。最後には過去の努力に何らかの妥協点を見出すんだ。”

いや〜、奥が深い映画あなたも堪能して下さい。
語りつくせないところが最大の魅力ですわ。
評価(9)オススメ

posted by: トラキチ | DVD(海外) | 17:17 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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