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『純情エレジー』 豊島ミホ (新潮社)
評価:
豊島 ミホ
新潮社
¥ 1,365
(2009-03)
<豊島流の自分探しの物語。ただしR-18版です(笑)敢えてエッチなシーンを盛り込む必要があったのかどうか、もちろん出版社の要望としてコンセプトとして盛り込まなければならなかったかもしれないですが。他の作品と合わせて読んで評価されるべき作品であるというのがひとつの結論ですが・・・>

初出小説新潮6編、残り1編書下ろし。
全7編からなる官能的な部分を含んだ短編集。

たとえば他の豊島作品がたとえ男性読者であれ、一時女性の気持ちもわかるような気分にさせられる術でもって書かれていることが最大限の魅力であった、あくまでも個人的なことですが。
それは性別を超えた切なさやほろずっぱさ、そして夢を持つことの大切さ、青春の素晴らしさを体感できることができたからである。

本作はそういった意味合いにおいては、一男性読者の立場で言わせてもらえば、他の作品のように作品の素晴らしさを享受することはできないような気がするのである。
それはもう、逆に言わせていただければ“男子禁制”小説と言えそうである、ただし作者と同年代以下の男性ならまだ許容範囲かもしれませんね。
私的には自分の捉えれる感性を超えた部分を強く感じたのでやはり理解し辛かった作品である。
一方、とらえようによれば豊島さんのひとつの到達点を示した作品集であるとも言える。
これは言葉では説明しにくいんだけど(笑)、ある程度著者の他の作品を読んだ上で言ってるつもりではあります。
簡単に言えば、不器用な主人公がいてそして結構内容は純愛なんですね。敢えて官能的な部分を取り入れることが共感できるか否か。
やはり“青春現在進行形”の人の意見を聞きたいところですね。
私的にはたとえば『檸檬のころ』『エバーグリーン』のようなほろずっぱさはあんまり感じなかったな。
まあそれぞれの主人公たちが“夢”を持ち続けているシチュエーションでなかったというのも原因だとも思いますが。

否定的に書いたが、全7編中ラストの書きおろし作品「結晶」は素晴らしいの一言に尽きる。
他編ではおぼろげにしか受け止めれなかった“郷愁感”が凄く滲み出た作品であるからだ。

最後にご存知の方も多いと思うが新潮社主催の「女による女のためのR―18文学賞」読者賞でデビューして7年。
そして昨年“休筆宣言”をされた豊島さん。
同性で同年代の方からの圧倒的な支持を受け7年間頑張ってきたことは周知の事実である。
自分のデビューのきっかけとなった出版社(新潮社)からの刊行。
本作は第一期豊島ミホの卒業的な意味合いの作品集であると思っている。

本作を読み終えてその内容の評価以前に作者の気持ちを理解したつもりでいる。
本作の主人公以上に人生の岐路に立った作者。
暖かいエールを送りたいな、お帰りなさいという日々を待ち続けて・・・

時間があれば(6)
posted by: トラキチ | 豊島ミホ | 17:00 | comments(2) | trackbacks(1) |-
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こんばんは。
お久しぶりになってしまってごめんなさい。
コメントとトラックバックありがとうございました^^

豊島さんのブログを、定期的に拝見させて頂いているのですが、あれだけの間隔で作品を世に送り出していたのは凄い事だと思います。ただ、数だけ多くても中身は・・・と思った事も最近は割と多くて、どうしちゃったんだ豊島さん、と思っていた所でこの作品でした。

色々と物思う事があって、一時休業という立場を選ばれたのかとは思いますが、第二期豊島ミホさんに期待してしまっていたりもします。

同じ?テーマだったデビュー作と比べると、大分成長したなと思う本作でした(自分に言われる筋合いもないでしょうが)。
田舎の郷愁を、ここまで表現出来る作家は豊島さん以外にはいないでしょう!
私はいつも共感してしまいます。
| すきま風 | 2009/05/15 9:46 PM |
すきま風さん、こんにちは♪

私もすきま風さんほどではないですが、結構豊島さんのファンで、普段本を読まない人に『檸檬のころ』をオススメしています。

まあ、精力的に書かれていろんな面で疲れが出たのでしょうね。
私の場合、最近の数作読めてないのでなんとも言えませんが、やはり純情路線が好きなようです。
本作が純情かどうかは別問題として、少なくとも官能的なシーンがないピュアな小説ということですね。

私的にはとっても人間らしい人だなと思ってこれからも応援したいなと思ってます。
そう、第二期豊島ミホさんですね。

ちょっと話変わりますが『夜の朝顔』来月文庫化ですね。
また周りの人に薦めようと思っております。
| トラキチ | 2009/05/16 4:37 PM |









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2009/05/15 9:47 PM
べつに恋や愛を真剣に考えたわけじゃなく、ただカラダを重ねただけなのに……上京して、仕事して、別の恋人ができても、ふとした瞬間に心を支配する愛しい思い出たち。20歳のデビューから7年。より甘く、切なく、官能的に開花した著者が、人生最初の岐路に立った「オト
No-music.No-life