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“豪華解説者”の誘惑により太宰治を買う。


先日、新潮文庫にて『ヴィヨンの妻』と『パンドラの匣』を買って新潮文庫で再コレクションしようと決心した矢先。
意志薄弱というのは本当に私のことであって(笑)、今日本屋で角川文庫の新刊が並んでいるのを見て早速“浮気”をしました(爆)

買った本は
『斜陽』と『晩年』です。
解説は前者が角田光代、後者が重松清。
ちなみに新潮文庫の解説は亀井勝一郎さんと奥野健男さんです。

本文はいつ読むか知りませんが(苦笑)、解説はもう読みました。
唸らせられたところを抜粋引用しますね。

まず角田さん。
“なんて強い小説だろう。この強さを二十年前はわからなかった。感動というのは、共感や共鳴とイコールだと思っていた十代の日には、わからなかったのだ。そしてもうひとつ気づいたことがある。この作家の用いる言葉の、新しさだ。今まで、ごくふつうに読んできた。ごくふつうに、自分の気持ちを言葉にしてくれると思っていた。文章と自身にはほとんど齟齬がなかった。自分が生まれるより前に死んだ作家に、どうしてそんなことが可能なのか、考えたことがなかった。この人の言葉は、書かれた時代と読まれる時代のギャップなど飛び越えるほど新しく、そうしてなんとも不思議なことに、古びない。今読んだって、言葉の新鮮さにぎょっとする。たとえばかず子のせりふ、「人間は、恋と革命のために生れて来た」なんて、四十代になった今読み返したって、しびれてしまう。”


続いて重松さん。
“最後に、若いひとにオヤジからの提案を、もう一つ。この本、捨てるなよ。持っておいてほしい。そんなに場所はとらないからいいだろ。いつか、きみが自分で「おとなになったな」と思ったときに読み返してほしい。僕の場合は照れくさくてしかたなかった。最初に読んだときは胸がきりきりしたのに、今度は背中がむずむずしてしまった。少年時代や青春時代の自意識の厄介さを思いだして、「あの頃のオレってさあ、まったくさあ・・・」と苦笑交じりに、誰に向かってというのではなく、つぶやきたくなる。再読のときには、「彼は昔の彼ならず」「ロマネスク」といった生活と自意識との葛藤の物語に強く惹かれた。おとなになったのだ。「彼は昔の彼ならず」のラストーー<あの男と、それから、ここにいる僕と、ちがったところが、一点でも、あるか>が胸に刺さった。おとなにはおとなの厄介な自意識がある。太宰の鏡は、それもちゃんと映してくれるから。
酒場に行くよりダザイを読めーー。某出版社の注文がおとな向けの文章だったら、たぶん、こんなふうに書いただろう。”


さて、約四半世紀ぶりの太宰治、少しずつではあるがそろそろ取りかかろうかなと思うのである。青春が蘇るかな?興味津々である。

あなたも是非チャレンジしてください。
posted by: トラキチ | 本の話題 | 17:11 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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