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『しずかな日々』 椰月美智子 (講談社) ≪ゆうさんオススメ≫
評価:
椰月 美智子
講談社
¥ 1,470
(2006-10-03)

<坪田譲治文学賞受賞作品。夏も終わりだけど、夏休み中にこどもたちに読ませたい作品ですね。そして親御さんは作中の主人公の成長のようにこどもたちの成長を確認して欲しいな。もちろん夏休みのない大人も十分楽しめます。何かに前向きになるということの大切さを味わせてくれます。その何かというのはそう“人生”ですね。>

ゆうさんのオススメ本。オススメ本リストはこちら

この作品は傑作と呼ぶにふさわしい作品ですね。
いちおう児童書ながら、大人でも十分に感動できます。

本作の最大のセールスポイントはとにかく幸せな気分にさせてくれるところ。
文庫化されたらいつでも読み返せるように手元に置いておきたい作品わ。

坪田譲治文学賞は、凄い作家を輩出しておりますね。
重松清、角田光代、いしいしんじ、瀬尾まいこなど。
椰月さんは作品の幅は狭いかもしれませんが、本作を見る限りポテンシャル的には上記作家に負けないですね。
それだけ非のうちどころのない作品と言えるでしょう。
引っ込み思案で常に劣等感を持っている主人公の枝田光輝少年は小学五年生で母親との二人暮らし。

友達ひとりの影響で子供の頃って世界が変わるのですね。
その友達の名は押野君、明るくてクラスの人気者です。
あだ名で呼ばれ、キャッチボールも一緒にするようになります。

なにわともあれ、友達の押野君、素敵です。
ラジオ体操には遅刻の常習犯ですが、憎めないキャラなのですね。
彼がいたから、“えだいち”こと主人公枝田少年はおじいさんところに住みついたのですね。

大人の読者としてこの作品を“人生のターニングポイント”的作品として高く評価したいと思います。
誰しも人生いろんな選択肢を迫られる時があります。
いろいろな思いを馳せながら、あの時の選択は正しかったか否か振り返ってみますよね。

そして描かれているのが夏休み、大人の読者の私には夏休みがないですが、せめてもの救いというか喜びは小学生の夏休み中の期間に読み終えれたことですね。
道を歩く小学校高学年ぐらいの男の子を見ると、“頑張れ!頑張れ!”という声を無性にかけたくなりました。

本作の母親ってどうなんだろう、無責任と言う言葉では片付けたくないがやはり愛情が足りないのでしょうね。
あの行動は夫のことが影響してるのでしょうか。
それにしても母親から離れて人間的に成長するというパターンもあるのですね。

母親から引っ越しを促されそれを拒否する主人公。
なぜなら小学校を転校しなければならないのですね、やっと友達が出来た矢先に。
そして校区内の祖父の家に転がり込みます。
その通常では考えられない主人公の選択が功を奏します。

タイトルの「しずかな日々」がいいですよね。
きっと祖父のとびきりおいしい“ぬか漬け”が食べれる日々なのでしょう。
いや押野君の“お好み焼き”かな(笑)
もし母親に付いていってたら波乱万丈な人生を歩んでいたのでしょう。
とても“しずかな日々”を過ごせませんわ。


成人した主人公は本作で小学校五年生のひと夏の体験を語っただけですが、そこでの大きな変化を受け入れています。

この潔さに胸を打たれない読者はいないのではないかと私は確信しております。

単行本の表紙はおそらく“三丁目の空き地”なのでしょう。
この写真を見てるだけで大人の読者は自分の遠い昔を愛おしく思うでしょう。
あなたの三丁目の空き地はどこなのでしょうか?
是非読んで見つけてください。

そしてお子様が読まれる場合、子どもの世界を大切にしてやって欲しいなと思います。
きっと子どもの自立心が促される一冊であると確信しております。


オススメ(9)
posted by: トラキチ | オススメ本(感想) | 20:30 | comments(2) | trackbacks(1) |-
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おはようございます。トラキチさん。
コメントとTBありがとうございました♪

確かに、この表紙から惹かれるところがありますよね。
タイトルも抜群です。
読み終わるのがもったいなくて、ゆっくりゆっくり大事に読んだ事が思い出されます。それほど、心に染み付いている作品です。
新刊が出ていますので、そちらも楽しみにしています。
| ゆう | 2009/08/27 10:20 AM |
ゆうさん、こんばんは♪
この作品、本当に大当たりで著作リストまで作りました。そして文庫化されてる2作品早速入手(笑)
『るり姉』以前借りて読み損ねたのでまた借りたいと思ってます。
オススメありがとうございました。
| トラキチ | 2009/08/28 3:35 AM |









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2009/08/27 10:21 AM
母との二人暮し、いじめられるわけでもないけれど友達もいない学校生活を淡々と送っていた小学生の光輝。 そんな生活が一変したのは、5年生に進級した時に出来た大切な友人の存在と、祖父と二人で過ごした日々だった。 掛け替えのない友人と、頑固だけど心優しい祖父
かみさまの贈りもの〜読書日記〜