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『ストーリー・セラー』 有川浩 (新潮社)
初出 Side:A アンソロジー「Story Seller」、Side:B 書き下ろし。

妻が作家(書く側)で夫がそのパートナー役(読む側)である2組の夫婦の悲しい物語。
悲しいと書きましたが結末が悲しいだけで、それよりも愛に満ち溢れているシチュエーションを楽しむべき話だと思います。
とりわけ、2人の出会いや好きになって付き合うまでに至った過程の描写が印象的で胸に突き刺さります。
読者は笑って泣いて恋を堪能できます。
このあたりベストセラー作家の有川さん、読者のツボを押さえていますね。
常に読む側の人の意識を念頭に入れて書かれています。
そしてテンポの良い文章は現在この人の右に出る人はいないんじゃないかなと思います。

sideAとsideBとに別れていますが前者は作家である妻が病気になり、後者はパートナーである夫が病気になります。
個人的にはAのカップルの方が2人の愛情が深かったように感じれました。妻の祖母宅で義父に対して妻をかばう旦那さん、男性読者ですが惚れちゃいますね(笑)

内容的には死が主題ではなく、愛というか夫婦愛が主題です。
ただ涙を誘われるほど感動的ではなかったです、それは最近山本周五郎の作品を多く読んでいるからかもしれませんが(笑)
それよりも相手を大切にする気持ちを感じ取り、そしてもっと言えば作者が読者を大切にする気持ちを感じ取るべき作品だなと理解しています。

作家は読者に夢を売っています。
この作品の中では妻と夫というくくりですが、読みとる私たちはそう捉えるべきだと思います。
本作の装丁などもプレゼント包装しているかのごとく仕様ですよね。
だから本作は作者の読者に対する日ごろのお礼も兼ねたメッセージ的作品(プレゼント的?)と言えば少し深読みしすぎでしょうか。
決してそうではないはずです。
とにかく作者の心地よさは絶品だと感じざるをえない読書でした。

評価8点。
posted by: トラキチ | 有川浩 | 09:39 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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