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『極北』 マーセル・セロー著 村上春樹訳 (中央公論新社)
評価:
マーセル・セロー
中央公論新社
¥ 1,995
(2012-04-07)

原題“FAR NORTH" 村上春樹訳。

極北の秩序なき地で主人公の女性メイクピースが困難や逆境を撥ね退けながらも奮闘する姿は、読者に生きることの素晴らしさを訴える。
時代は近未来なのであろうが、東日本大震災を経験した日本人にとってはフィクションなれどリアルな内容となっていて、“たかが小説”とは思えず小説に入ることを余儀なくされる。
もちろん小説なので無慈悲な世界なれど娯楽性もそこなわれていないのであるが、そのあたりは作者だけでなく村上春樹の名訳がもたらせたものであるとも言えるであろう。
ラストに読者にとって大きなサプライズが用意されていて、“こう来たか”と唸らされる。読者にとっても主人公にとっても希望になりえたのではないだろうか。そのサプライズにより読後感が頗るよくなったことは否定できない。
私たちの未来もそうなることを祈りながら本を閉じることを訳者も願っているのだと確信している。

ちなみに作者のマーセル・セローは『ワールズ・エンド』(村上春樹訳)で著名な旅行作家ポール・セローの次男であり本作はは全米図書賞及びアーサー・C・クラーク賞の最終候補となった。
機会があれば『ワールズ・エンド』も読破したいと思っている。

読了日10月15日。

評価9点。
posted by: トラキチ | 村上春樹翻訳本 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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