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『空の拳』 角田光代 (日本経済新聞出版社)
評価:
角田 光代
日本経済新聞出版社
¥ 1,680
(2012-10-11)

初出 日本経済新聞夕刊 2010年10月〜2012年2月。

角田さんの新境地開拓作品と呼んでよさそうなボクシングを題材とした作品。
百田さんの『ボックス!』は未読ですが(宿題ですね)、想像するにボックス!ほど熱い作品ではないであろうと思っています。
敢えて女性読者の多い角田さんはそのあたりは想定済みですよね。
だから本作は主人公を出版社に勤務する“文科系”のオトコである空也の目を通している点がこの作品のポイントであると思います。
ひたすら一般的な読者レベルに近い視点で語ることによってボクシング自体わかりやすく語られているのです。
そしてもうひとりの主人公とも言えるプロボクサー立花、彼の出自に関する詐称問題も物語の重要な部分を占めています。
あまり深く語られてなかったのですが有田に悪意がどの程度あったのか興味がつきません。
それと立花の実際とリング上での人となりの違いも魅力的ですよね。
そして何よりそうですね、夢と言ったら大きすぎるでしょうか、人生における自分探しの物語となっているところが読ませどころなのでしょう。
それは他の角田作品同様、登場人物だけではなく読者も身につまされるでしょう。

もちろん角田さんの試合の描写も予想よりも凄く的確でわかりやすいし、他のボクサーである坂本や中神、トレーナーの有田や萬羽それぞれの生きざまも素敵です。
でも私はどちらかと言えば文芸編集部希望だった主人公が隔月出版のボクシング雑誌編集部に追いやられたのにもかかわらず、自らボクシングジムに練習生として入り努力して順応することに拍手を送る物語だと思います。
私はボクシング編集の3年間で空也が成長した姿を終盤に見れたことに大きな喜びを感じました。

面白い(8)
posted by: トラキチ | 角田光代 | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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