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『ポニーテール』 重松清 (新潮社)
評価:
重松 清
新潮社
¥ 1,575
(2011-07)

初出 小説新潮 大幅に改稿。
両親がお互いに再婚して新たに姉妹となった女の子の物語。
父親方が主人公格の小学4年生のフミで母親と死別、母親方が小学6年生のマキで父親と離別。
この年頃の2歳差って大きいですよね。
フミの新しいお母さんでマキの実のお母さんの言葉を借りれば“マキはちょっとヘンクツで無愛想だけど、フミは、とっても素直で、とっても意地らしいっ”と表現している。

実際二つの家族がひとつの家族になるのは難しいです。
いろんなエピソードを通して、人生に正解はないのかもしれませんが、重松氏は常に暖かいまなざしで良き解答例を導き出して読者に提供してくれます。
そして大変なのは子供たちだけじゃありません。
両親の心の葛藤も十分に描かれ伝わります。
そして読者は気付きます、この両親ならば紆余曲折はあろうがきっと安心であるということを。

読んでみて当たり前ですが、血のつながった親子同志は屈託がありません。
そして血のつながってない親子同志は遠慮をしそして気を使っています。
タイトルとなっているポニーテールは姉妹の絆の印となっているかのようです。
本来は結構深刻な話で描くのが難しい題材ですが、重松氏にかかると微笑ましく感じるから不思議ですね。
たまにみられるマキの優しさも意地らしいのですが何と言ってもフミの健気さには恐れ入ります。
最後の着地点のつけ方が重松氏らしく前向きであり、単に幸せな気分にさせられただけでなく、まるで読者も成長したかのような気分にさせられる読書でした。

(読了日11月2日)
評価8点。
posted by: トラキチ | 重松清 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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