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2012年11月に読んだ本。
2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2772ページ
ナイス数:561ナイス

この君なくばこの君なくば感想
初出 小説トリッパー。時は激動の幕末から明治、九州の日向にある伍代藩を舞台に蘭学に秀でた楠瀬譲と譲のかつての恩師の娘である栞の恋愛模様を軸とした人間の生き方を問う傑作長編小説。 どちらかと言えば歴史小説よりも時代小説の方が好きな私ですが、葉室作品は一冊読んで二冊分楽しめます。 なぜなら読みやすい文章はもちろんのこと、“史実を踏まえ、とりようによったら歴史小説と呼んでも良い体裁の下にしっとりと時代小説を描いているからです。 この作品でも譲が大久保利通や榎本武揚と話すシーンが盛り込まれています。
読了日:11月26日 著者:葉室 麟
七緒のために七緒のために感想
初出「七緒のために」群像2010年1月号、「水の花火」群像2001年11月号。 表題作を読み終わった後、ため息が出た。美しい文章が特長の島本作品なのだが、14歳の多感で依存心の強い女の子2人の友情の物語と言えば聞こえが良いが、実は虚言癖のある女の子に振り回される女の子の話でかなり重くて辛くかつ共感し辛い話である。 たとえ少数派であろうが、正しくないかどうかにはかかわらず、主人公の気持ちに共感できるというのが島本作品の魅力ではあったのであるが、少なくとも以前は。 この世界を理解できるのは胸がざわつく→続く
読了日:11月23日 著者:島本 理生
夜行観覧車夜行観覧車感想
初出 小説推理 加筆修正あり。 『告白』に続き2冊目の湊作品、連ドラ化決定のために急遽手に取りました。 ラストが予想を裏切るほど平穏だったのが印象に残ります。 高級住宅地で勃発したエリート医師殺人事件(高橋家)を通して、残された家族の事件後のあり方、そして向かいに住む遠藤家親子3人の行く末。悲惨な事件でありながら小説としては身の毛のよだつような内容ではなく、時にコミカルにも読めます。 図式的には高橋家→裕福な家庭、遠藤家→一般的な家庭といった感じでとっても対照的なのがこの作品の大きなポイントとも言えます。
読了日:11月20日 著者:湊 かなえ
あと少し、もう少しあと少し、もう少し感想
書き下ろし作品。 山深い場所にある市野中学校を舞台とした大きな不安を抱える中学生の気持ちと人と人とのつながりの大切さを謳った駅伝を通しての青春小説の傑作。 本作にて作者は中学はいくら失敗しても良い場所という暖かい気持ちをベースにして中学生を描いています。 大半の読者が過去のこととなっている中学時代、思い起こせば言いたいことが言えそうで言えない年頃ですよね。中心的存在と言っていいのでしょう、部長である桝井君のある言葉にはドキッとさせられますが、それに動じない上原先生の見事な教師ぶり、頼りなさげですが→続く
読了日:11月17日 著者:瀬尾 まいこ
最果てアーケード最果てアーケード感想
連載コミック「最果てアーケード」の原作として書き下ろされた連作短編集。 世界で一番小さなアーケードを舞台として大家であった亡き父の娘が少女の頃から配達人となった現在に至るまでを語っていきます。 それぞれの話の店主や登場人物は個性的ですが中には事情があってハッとさせられる物語も含まれています。 小川さんにかかると本当に物語は変幻自在に操られます。 解明されないようなこともあるのでしょうが、それも含めて小川ワールドなのでしょう。 でも一貫しているところはやはり“愛しさ”と“優しさ”が詰め込まれているところ。
読了日:11月14日 著者:小川 洋子
空の拳空の拳感想
角田さんの新境地開拓作品と呼んでよさそうなボクシングを題材とした作品。 百田さんの『ボックス!』は未読ですが(宿題ですね)、想像するにボックス!ほど熱い作品ではないであろうと思っています。 敢えて女性読者の多い角田さんはそのあたりは想定済みですよね。 だから本作は主人公を出版社に勤務する“文科系”のオトコである空也の目を通している点がこの作品のポイントであると思います。 ひたすら一般的な読者レベルに近い視点で語ることによってボクシング自体わかりやすく語られているのです。
読了日:11月13日 著者:角田 光代
ロスジェネの逆襲ロスジェネの逆襲感想
オレバブシリーズの3作目にあたり主人公でありバブル世代の半沢が出向先で活躍します。タイトルがロスジェネなのは相方を演じる森山がロスジェネ世代であるということからだと思われます。 ロスジェネ世代の森山がバブル世代の半沢をリスペクトして行く過程も読ませどころのひとつ。 すべてが予定調和ですっぽりと収まってくれるので日頃の仕事の疲れを取るのには本当にオススメ。 現実はある程度は長いものに巻かれなければ生きていけなくて真似はできませんが、小説内の半沢には男として理想的で大きく共感できます。
読了日:11月9日 著者:池井戸 潤
五辧の椿 (新潮文庫)五辧の椿 (新潮文庫)感想
昭和34年講談社から単行本刊行。他の山本作品とは一線を画するミステリー調のサスペンス作品。 こんな教訓的でない山本作品には驚いたのですが、復讐を実行してゆく主人公のおしのの気持ちに入れ込んでしまうほど熱中して読めることは請け合いです。 人生における罪や罰、そして人生の掟というテーマなので、殺す必要があったのかどうかを深く考えて読むと他のテーマよりは難しいし前向きな答えが出にくいので、娯楽作品として楽しむべきだとも思います。 なぜならどう考えても正しかったという結論は出しにくいですから。
読了日:11月5日 著者:山本 周五郎
ポニーテールポニーテール感想
初出 小説新潮 大幅に改稿。 両親がお互いに再婚して新たに姉妹となった女の子の物語。 父親方が主人公格の小学4年生のフミで母親と死別、母親方が小学6年生のマキで父親と離別。 この年頃の2歳差って大きいですよね。 フミの新しいお母さんでマキの実のお母さんの言葉を借りれば“マキはちょっとヘンクツで無愛想だけど、フミは、とっても素直で、とっても意地らしいっ”と表現しています。 実際二つの家族がひとつの家族になるのは難しいです。 いろんなエピソードを通して、人生に正解はないのかもしれませんが→続く
読了日:11月2日 著者:重松 清

読書メーター


毎月のことですが感想がコメントまで入り込んでいるので途中で切れています。
各本の10点満点評価は次のようになります。
『ポニーテール』 重松清 8点
『五辦の椿』 山本周五郎 8点
『ロスジェネの逆襲』 池井戸潤 9点
『空の拳』 角田光代 8点
『最果てアーケード』 小川洋子 8点
『あと少し、もう少し』 瀬尾まいこ 10点
『夜行観覧車』 湊かなえ 8点
『七緒のために』 島本理生 5点
『この君なくば』 葉室麟 9点

MONTHLY BESTは『あと少し、もう少し』ですが僅差で『ロスジェネの逆襲』と『この君なくば』が続きます。
いよいよ締めくくりの12月ですが『64』と『ソロモンの偽証』まで手がまわるかどうか、山本周五郎の『ながい坂』や『光圀伝』も控えています。
まあ頑張って時間を見つけて読んでいきたいと思います。
posted by: トラキチ | 月刊読了本&予定本 | 20:13 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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