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『楽園のカンヴァス』 原田マハ (新潮社)
評価:
原田 マハ
新潮社
¥ 1,680
(2012-01-20)

初出 小説新潮。山本周五郎賞受賞作品。
素晴らしい小説に出会った時の喜びは本好きにとっては至福の瞬間ですよね。
事実、この作品を読み終えしばらくは余韻に浸ってしまい次に読む作品にとりかかることが出来なかったのです。

作中で「永遠に生きる」という言葉がモチーフとして使われています。
何回も表紙のルソーの絵(「夢」)を見ながらそこに永遠に生きているヤドヴィガを観てため息をつきました。
読者ひとりひとりにとってもこの物語は作者の息づかい、すなわち作者の情熱がひしひしと伝わって来ます。
最終的には物事をまっすぐに見つめた人が勝利をつかむみたいな着地点のつけ方が心地よく、月並みな言葉ですが“胸を打つ”小説です。

この物語を通して人を愛することの尊さを学ぶのです。

ルソーとヤドヴィガ、ティムと織絵、そしてバトラーと孫娘そして亡き妻・・・
物語はルソーの最高傑作と言われている「夢」に似た「夢をみた」の真贋を鑑定するためにMoMAのアシスタントキュレーターとルソー研究者オリエ・ハヤカワが対決します。
こんな素敵なラブストーリー、作者から幸せをお裾分けされた気分に浸れた読書となりました。
あとは読んでのお楽しみですが作中に出てくる小説が素敵で若きピカソも出てきます。
史実に基づいたフィクションというのが凄く親近感があっていいですよね。

普段、美術には疎くてほとんど興味がなかったのですが、この物語を通してネットでルソーやピカソの主要作品を観ました。
300ページ弱の作品ですが、倍ぐらいの時間がかかりましたが読みごたえはもちろん十分。
作者の原田さんは以前MoMAでキュレーターをしていました。その時の情熱が乗り移った作者の“作家冥利に尽きる最高傑作”と言えると思います。

(読了日12月11日)

評価10点。
posted by: トラキチ | 原田マハ | 16:32 | comments(1) | trackbacks(0) |-
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参考になります。
読んでみたいと思います。
| starfield | 2012/12/27 8:58 PM |









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