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『終わらない歌』 宮下奈都 (実業之日本社)
評価:
宮下 奈都
実業之日本社
¥ 1,365
(2012-11-17)

『よろこびの歌』の続編で彼女たちの三年後が描かれている。
高校2年生から大学で言えば2回生の年代へ、前作は少女だった登場人物達が大人へと成長する時期に差し掛かった時期に当たる。
前作においては玲をはじめ皆、どことなくやる気が失せてたり何かを引きずっている状態の女の子たちが合唱を通じて心を開き合って行く過程が見事に描かれていたのであるが、本作では夢を追いかけているのだがその中で壁に打ち当っている状態が描かれている。

メインの話としては、念願かなって音大に進学したがもがき苦しんでいる玲と、彼女の親友でミュージカル女優を目指している千夏が関わった話でまあ読んでのお楽しみなのですが、胸のすくラストが約束されています、まさに心にしみる宮下ワールド、玲や千夏の歌声が聞こえて来ますよ。
千夏はカレーうどんが美味しいうどん屋の娘で前作からとっても印象的な女の子なのですが、とっても一生懸命なところが胸を揺すぶられます。
どちらかと言えば玲の背中を押している役割を演じていると言っていいでしょう。
あと、サイドストーリーとしては北陸での話ですね「コスモス」、語り手が28歳の女性が担当していて物語をよりふくよかなものとしている。
全体を通してもっとも感じ取らなければならないところは、高校生たちだった彼女たちがずっと繋がっているということ、それを読者も共感し自分自身にも当てはめてみると明日からは少し世界が広がるのだと思います。

個人的には前作の『よろこびの歌』と含めてこの2作のシリーズを宮下作品の代表作だと捉えている。
少し余談であるが、あまり本を読まない人にオススメの作家を教えて欲しいと言われたら原田マハ、瀬尾まいこ、そして宮下奈都を勧めている。
3人とも温かい作品を書く作家で読者に切なさと夢を提供してくれていると私は捉えています。

(読了日1月24日)

評価8点。
posted by: トラキチ | 宮下奈都 | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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