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『ふくわらい』 西加奈子 (朝日新聞出版)
評価:
西 加奈子
朝日新聞出版
¥ 1,575
(2012-08-07)

初出「小説トリッパー」、キノベス1位作品、本屋大賞候補作品。
この作品は新たな西さんの代表作と言える作品だと思う。
それは奇想天外な設定であるにもかかわらず、読者に作家としての言いたいことをしっかりと伝えているからだと思います。
そして読者は他の西さんのどの作品よりも、もっと言えば他の作家のどの作品よりも印象深い作品として心に留めておくこととなるでしょう。
私的には作者は本作を通して“自分の殻に閉じこもっては行けない”ということを伝えたいんだなと思っています。
そして様々な愛の形を読者に提供してくれています、このあたりもう少しじっくり読み込めたらもっとグッとくるのかもしれません。

例えばもっとも印象的な人物であるプロレスラー守口、彼は敗者の象徴的な人物として一見描かれているように見えますが、実は違います。
定にとって最も重要であることを気づかせてくれたのです、それは亡き父母の愛情です。

主人公である定だけでなく、登場人物すべてが個性的というかアブノーマルな面々ばかりですが、唯一普通(ノーマル)だったと言える小暮しずかと友達になれたということが最もリアルに主人公を成長させた証しだと捉えています。

それにしても作中の会話文、本当に楽しいですよね。読者をも昇華させてくれるラストも含めて有意義な読書を約束してくれる一冊だと確信しています。
映画公開された「きいろいゾウ」とは180度違ったいわば“黒西加奈子”的作品ですが、作者の本来の作家としての資質は本作のような作品でより発揮出来るのだと思う。本屋大賞取れるかもね。2013キノベス1位作品、本屋大賞候補作品。

(読了日1月31日)

評価9点。
posted by: トラキチ | 西加奈子 | 20:51 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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