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2013年1月に読んだ本。
2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2568ページ
ナイス数:664ナイス

ふくわらいふくわらい感想
初出「小説トリッパー」。 この作品は新たな西さんの代表作と言える作品だと思う。 それは奇想天外な設定であるにもかかわらず、読者に作家としての言いたいことをしっかりと伝えているから。読者は他の西さんのどの作品よりも、もっと言えば他の作家のどの作品よりも心に留めておくこととなるでしょう。私的には作者は本作を通して“自分の殻に閉じこもっては行けない”ということを伝えたいんだなと思っています。 様々な愛の形を読者に提供してくれています、このあたりもう少しじっくり読み込めたらもっとグッとくるのかもしれません。
読了日:1月31日 著者:西 加奈子
神去なあなあ夜話神去なあなあ夜話感想
初出「読楽」加筆修正あり。『神去なあなあ日常』の続編。続編というより後日談というか番外編ですね。 神去村の起源や秘密が明かされて行きます。 前作では臨時雇いだった主人公勇気は、本作では正社員として働いています。 当初、神去村や林業に対して反抗的だった勇気、本作ではそう言った態度や姿は微塵もなく、既に神去村にしっかりと溶け込んでいて、ある意味安心して読めます。 その反面、前作で描かれたお仕事小説的な要素はかなり影を潜めています。 前作では“林業”に、本作では“神去村”にスポットをあてて書かれています。
読了日:1月28日 著者:三浦 しをん
神去なあなあ日常 (徳間文庫)神去なあなあ日常 (徳間文庫)感想
三浦しをんさんお得意のお仕事小説で温かい気持ちに浸れる作品である。 物語の主人公は高校を出たてのフリーター志願の勇気という名のいわば現代っ子。その彼がなんと神去という名の三重県の山奥の村にて就職する、職業はなんと“林業”。 本作の成功の大きな要因は主人公勇気の語り口であろう。一年過ぎてから過去を振り返るように語られているのであるが、読み進めていくに連れて、彼の成長ぶりを否応なしに実感することが出来る。 そこが読者にとっても圧巻であり捲るページを止めることが出来ない。
読了日:1月26日 著者:三浦しをん
終わらない歌終わらない歌感想
『よろこびの歌』の続編で彼女たちの三年後が描かれている。 高校2年生から大学で言えば2回生の年代へ、前作は少女だった登場人物達が大人へと成長する時期に差し掛かった時期に当たる。 前作においては玲をはじめ皆、どことなくやる気が失せてたり何かを引きずっている状態の女の子たちが合唱を通じて心を開き合って行く過程が見事に描かれていたのであるが、本作では夢を追いかけているのだがその中で壁に打ち当っている状態が描かれている。 メインの話としては、念願かなって音大に進学したがもがき苦しんでいる玲と、彼女の親友で(続く)
読了日:1月24日 著者:宮下 奈都
よろこびの歌 (実業之日本社文庫)よろこびの歌 (実業之日本社文庫)感想
『終わらない歌』を読む前に再読。宮下さんの作品はほぼすべて読んでいるけどこの作品が一番好きです。 初読の時よりも玲の母親の気持ちがわかりました。本作は平凡な女子高(私立明泉高等学校)の2年生のクラスメイトたちが描かれています。 全7編からなる連作短編集で最初と最後が御木本玲という、親が著名なヴァイオリニストで、娘である玲が音大の付属高校を不合格になって明泉高校に入学するところから始まります。 夢が途絶えられて、落ち込み気味で入学してきた玲ですが合唱というチームでなし得る行事によって心を開いていくのですね。
読了日:1月21日 著者:宮下 奈都
何者何者感想
書き下ろし作品、直木賞受賞作。ツイッターを題材とした5人の若者達の就活に関わる物語。 主人公拓人のみならず皆個性派ぞろいだけど、意外と相手の心を探り合うのですね。 自分の学生時代はもちろんツイッターもなく就活という言葉もなかった。 時代は変わり価値観も多様化しているのだけど、今も昔も生きてくことだけでなく時代に順応していくことは本当に難しい。 5人が切磋琢磨して苦しい就活を乗り切る青春物語であろうと思われた読者もいるであろう。 だけどタイトル名からしてちょっとは捻りがあるはずだろうと思った方の方が多いかな
読了日:1月18日 著者:朝井 リョウ
のろのろ歩けのろのろ歩け感想
初出 オール讀物。北京、上海、台北を舞台とした三編からなる中編集。 主人公はすべて日本人女性でそれぞれ、雑誌編集者、駐在員の妻、失恋したOLという立場で現地を訪れます。 やはり最初の北京が舞台の「北京の春の白い服」がもっとも印象的ですね。恋人のアメリカ人とのやりとりも含めて北京の都市としての年月を経た移り変わりが見事に描かれています。 二〜三編目はいずれも現地の若い男とめぐり会うのだけど、彼らの実態というか人となりが上海と台北という都市のイメージを表しているといったら深読みしすぎでしょうか。
読了日:1月14日 著者:中島 京子
千鳥舞う千鳥舞う感想
初出 「問題小説」「読楽」、加筆改稿あり。 博多を舞台とした女絵師・里緒の悲恋の物語。 この作品は長編小説というより連作短編集の形態をとっています。 10編からなりますが主人公の里緒が手掛ける“博多八景”のタイトルがずらりとならびます。 本作の特徴は女性が主人公のために他の葉室作品よりもしっとりと繊細に描かれている点でしょうか。 江戸と博多、離れ離れになった外記との行く末が物語全体を支配しているのですが、各編ごとにそれぞれの絵を描くにあたり、物悲しい男女や親子関係が描かれています。
読了日:1月11日 著者:葉室 麟
蜩ノ記蜩ノ記感想
初出 小説NON 加筆訂正あり。直木賞受賞作品。 いつまでも心にずっしりと残る小説というのも数少ないだけに、そう言った作品に新年早々出会えました。 ズバリ本作のポイントは“武士としての矜持”というところになるのでしょうが、私たち読者も自身の“人間としての矜持”についても深く考えざるをえません。 藤沢周平と同様、作者も実に風景描写が上手く読む者を和ませて、そして時にはドラマティックに誘ってくれます。 潔く生きるって本当に難しいですよね、でも秋谷これほど充実した人生はなかったのではないでしょうか。 (続く)
読了日:1月4日 著者:葉室 麟

読書メーター

感想途中で切れていてごめんなさい。

各作品の10段階評価は次の通りです。
『蜩ノ記』 葉室麟 10点
『千鳥舞う』 葉室麟 9点
『のろのろ歩け』 中島京子 8点
『何者』 朝井リョウ 8点
『よろこびの歌』(再読) 宮下奈都 9点
『終わらない歌』 宮下奈都 8点
『神去なあなあ日常』 三浦しをん 8点
『神去なあなあ夜話』 三浦しをん 7点
『ふくわらい』 西加奈子 9点

MONTHLY BESTはベタですが『蜩ノ記』です。
葉室作品は5冊ぐらいしか読んでませんが、いずれ山本周五郎や藤沢周平と並び称される資質を持っていると思います。
あとは西加奈子さんですね、『ふくわらい』読者によっては受け付けられないかもしれませんがそれほど強烈な小説です。
良い意味で奇想天外さが常識の域を超えていてすこぶる心地良い読書を約束してくれます。他の作品も読んでみたいなと思っています。
posted by: トラキチ | 月刊読了本&予定本 | 21:45 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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