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『春風伝』 葉室麟 (新潮社)
評価:
葉室 麟
新潮社
¥ 2,100
(2013-02-22)

初出 小説新潮。葉室さんが描く幕末の長州藩士高杉晋作の伝記小説。
高杉晋作は名前はよく知っているものの坂本竜馬や西郷隆盛と比べて一般的にやや認知度が低いというかおぼろげな知識しかない人が多いと思いますが、彼が果たした役割は非常に大きかったことがわかります。
そう彼は稀代の“革命家”だったのです。
前半の上海視察あたりまでは小説としての展開も面白くて胸をときめかせて読めたのですが、それ以降は淡々と史実を語られているきらいがあり歴史の勉強には非常に良いのですが小説としての面白みは薄れて行ったような気がします。

それはページ数やあるいは葉室さんの語り口が影響しているのかもしれません。
たとえば司馬遼太郎が書けばもっと読者を引き付けたのだと思います。個人的に師匠である吉田松陰の方が好みでもあることも含めて『世に棲む日々』を読みたい衝動に駆られました。

あと男性読者の視点から見れば、妻の雅が気の毒に思いました。高杉晋作の一生も苦労だらけだったのですが、妻の雅もそれ以上に苦労があったように見受けれます。
このあたり女性読者の本音の感想もも聞きたいですね。
総括すれば葉室さんはもっと人間の情を絡めた話→時代小説の方が得意であり読者も心を揺さぶられると思います。
史実を踏まえて書かなければならない歴史小説はそのあたり限界があるのかもしれませんね。
ただ直木賞作家としての名声を得た今、本作を上梓することによって作家としてのひとつの到達点を迎えたことは喜ばしいことだったとは思います。

(読了日3月29日)

評価7点。
posted by: トラキチ | 葉室麟 | 16:19 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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