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『フィッシュストーリー』 伊坂幸太郎 (新潮文庫)
WOWOWで映画放送のために再読。4編からなる仙台を舞台としたノンシリーズの中短編集で表題作「フィッシュストーリー」と「ポテチ」が映画化されていて内容も秀逸。
表題作は時間軸をうまく生かした痛快な物語であり作者のセンスの良さが際立ったドラマティックな物語である。映画は小説ではわずか70ページ弱の話を上手く膨らませて作られていて頗る楽しい作品となっている。
そしてなんといっても「ポテチ」、馴れ初めも含めて今村と恋人役の大西との関係というか距離感が素敵である。自分を救ってくれた今村に対して自然と愛情が深くなってくるのですね。とりわけ大西が塩味のポテトチップスを食べるシーンが印象的で、元来コンソメ味が好きな彼女ですが取り換えなくて良いといいます。究極の親子愛を描いた作品と言えそうで私的にはコンソメ→尾崎、塩味→今村という図式で捉えている。
子供は取り違えたけど、それに気付かない今村の母親はきっと幸せいっぱいなのである。ラストの爽快感は伊坂作品随一といっていいのではなかろうか。

伊坂作品を読むにあたっては他作との登場人物のリンクが楽しいところなのであるが「サクリファイス」と「ポテチ」に『ラッシュライフ』での名泥棒役の黒澤が出ている。
「サクリファイス」では主役で「ポテチ」では脇役である。それにしても「ポテチ」での若葉と今村の母親の会話のシーンが本当に楽しいのですが、やはり今村に対するお互いの愛情が2人の仲を親密にしているのでしょう。物語の実態を知っているだけに余計にニヤリとさせられました。
たまに読む伊坂作品もいいですね、機会があればまた読み返そうと思います。

(読了日3月16日)

評価8点。
posted by: トラキチ | 伊坂幸太郎 | 01:46 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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