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『あの空の下で』 吉田修一 (集英社文庫)
ANAの機内誌「翼の王国」に連載された12の掌編及び6つのエッセイ集。
機内だけでなく通勤電車などで読むのに最適な作品だと言える。
この人の短編(掌編)の特長はサラッと読めて心地良くかつ少しあっけなく終わるところだと思うのですが、本作においても予想を裏切らない内容でしたね。
少しドライな語り口が個人的には大好きなのですが、それでもたまに凄いフレーズがあるのでそれを探しながら読み進めたのですがやはり遭遇してしまいハッとさせられた。。
まるで旅先で素敵なものに出会ったかの如く感じたきらめいたフレーズ。

旅にまつわる話が多いのですが、やはり昔の恋や友情をからめた想い出話が印象的である。機内で読まれた方はきっとキラキラした素敵な想い出を作って帰ろうという気持ちにさせられるところでしょう。
出来れば私も外国でこの本を読んでみたいな、私だけじゃないと思いますが。
印象的だったのは階上の人の郵便物から手紙を盗む「自転車泥棒」と男の友情を語った「東京画」あたりです、どちらもほろずっぱい話ですが吉田氏らしいなとため息が出ました。

エッセイの方ですが、作者の人となりが垣間見れて面白いのであるがやはり小説のように主人公に自分自身を投影することが不可能なので、読物とすればワクワク感に欠けているようにも感じられた。
しかしながら印象的ものもあり、メイド喫茶と執事喫茶に行った体験談はリアルというか、作者の気持ちを赤裸々に語っていて滑稽に感じたものであった。

他の作家と比べて短編の名手と言えるかどうかは評価し辛いところでもあるが、タイトルに有名映画名を付けたり、少なくとものそのセンスの良さは作者特有のものであり、安心して読者も委ねることができるのだと感じられる。ANAが吉田氏を選んだセンスの良さに拍手を送りたいと思う。

評価7点。
posted by: トラキチ | 吉田修一 | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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