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『高砂 なくて七癖あって四十八癖』 宇江佐真理 (祥伝社)
初出「小説NON」。シリーズ第2弾であるが今回はサブタイトル名にあるような個性的な人は登場せずに、市井物の連作短編集と言った趣の作品に仕上がっている。
各編のタイトル名が巧みに作られているのでそう言った観点で各編で描かれている人間模様を読んでみると余計に楽しく読める。
その象徴がラストの表題作であって、読んでいる途中で見当はついた方が大半だと思いますが、微笑ましい気分で本を閉じることができます。
息子に家業を譲って隠居した会所の管理人を務める内縁夫婦の又兵衛とおいせの愛情が各編の事件(というかトラブル)を通して深まって行くところが心地良く微笑ましい。
物語の根底にはなぜ籍を入れずにいたかという点が重要となって行きます。

特に男性読者は強く感じると思うのであるが、幼馴染みである又兵衛と長屋の差配をしている孫右衛門との強い友情ですね。物語の骨格をなす2人の関係は安心して読める宇江佐作品の象徴とも言えそうですが、やはり2人の誠実で人情味溢れる生きざまが共感を呼ぶのでしょう。
弱者というか不器用な人物に対しての温かいまなざしは卓越していて、このあたりが読んでのお楽しみなのであるが、具体的には「どんつく」の浜次と灸花(やいとばな)の道助。
胸が痛くなります。
あとはやはりこれは現代社会にも通じることですが、ちょっとの思い違いでお互いの妬みが膨れ上がり大きくすれ違ってしまうということですね。これは良い勉強となりました。

おそらく続きも読める日が来ると思います、楽しみにして待ちましょう。

評価8点。
posted by: トラキチ | 宇江佐真理 | 16:47 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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