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『チーズと塩と豆と』 角田光代他 (集英社文庫)
評価:
角田 光代,江國 香織,森 絵都,井上 荒野
集英社
¥ 504
(2013-10-18)

女性直木賞作家4人によるヨーロッパを舞台とした料理と恋人たちを素敵に描いた短編集。

舞台となっている国をあげると、角田(スペイン・バスク)、井上(イタリア・ピエモンテ)、森(フランス・ブルターニュ)、江國(ポルトガル・アレンテージョ)になりますが、それぞれの国の地方が舞台であるところと、その国で生まれ育った人(日本人読者から言えば外国人)が主人公となっていて、さもすれば翻訳小説を読んでいるような気分にもさせられます。逆を言えば日本人主人公がそれぞれの国を訪問したことを書かれたものではないことに最大限の特徴があるとも言えるのだと思います。

お腹をいっぱいにして読まなければお腹が空くこと間違いなく、それぞれの作家の個性が如実に反映されているところも見逃せません。

この作品は単行本発売時に、NHKとのコラボ作品として発売されました。それぞれの作家が1週間ほど現地に滞在して書きあげるという画期的な試みが施されたのは記憶に新しい。残念ながら時間の関係もあってNHKの映像も単行本も読めずにいたのであるが、今回文庫化されて読むに際しては、描かれている場所の風景が自分なりに映像化しつつ読むことが出来た。

角田さんと森さんの2編がストレートで感動的である。どちらも料理を通して主人公が成長し離れていた家族への距離が縮まり、自分自身がそれぞれの地方出身だというとこに気づき、そのことに誇りを持つことにより、深い愛情を再確認できる筋書きでやはり安心してこの2人の作品は読めるのであると再認識した。
井上さんと江國さんの作品はどちらも個性的というか変化球的というか、不倫やゲイを題材としていて万人受けしづらいが、そこが逆に印象に残るという読み方も出来るのであろうか。

評価8点。
posted by: トラキチ | 角田光代 | 12:28 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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