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『刑事のまなざし』  薬丸岳 (講談社文庫)
TBS系で連続ドラマ放映中。主演の椎名桔平が原作の夏目に凄く似合っていると思いました。7編からなる連作短編集の形態をとっていますが、それぞれのミステリー仕立てで胸に沁みる話はもちろんのこと、主人公で元法務技官の夏目がなぜ刑事に転職したのかを念頭に置いて読むとグッと深みがありヒューマンドラマの世界に浸れることでしょう。

最後の表題作の落とし所はもちろんのこと一編一編丁寧に書かれている筆さばきが読者に伝わってきます。そしてまるであたかも読者自身が夏目の立場というか心境にすり変われるような気持ちにさせられるのですね。そこは作者の鋭いながらも“温かいまなざし”が作品内に十分に浸透されているが所以であると考えます。
本作の魅力は夏目のキャラというか人格に尽きると思われます。被害者家族として犯人に対する怒りがあるにもかかわらず、人生を達観したような物腰の柔らかい振る舞いに終始し読者を唸らせます。

もし自分が夏目の立場(娘の笑顔を盗まれた立場ですね)だったらこんなに冷静にいられるかどうか、無理だと思います。本作を読むきっかけとなったのはTBS系での連ドラを観てなかなか面白いなと思ったからです。とりわけ1話目の「オムライス」衝撃的でした。江戸川乱歩賞作家の薬丸さん、今回初めて読みましたが奥の深い作品を書きはると思います。事件があってその背後に潜む人間ドラマを堪能したい方には格好の作品だと思います。

評価8点。
posted by: トラキチ | 薬丸岳 | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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