Search
Calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
Sponsored links
徘徊ブログ
読書メーター
トラキチの今読んでる本
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
最近読んだ本
トラキチの最近読んだ本
鑑賞メーター
トラキチの最近観たDVD
New Entries
Recent Comment
Recent Trackback
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |-
『大事なことほど小声でささやく』 森沢明夫 (幻冬舎)
初出「トレーニングマガジン」加筆修正あり。ひそかにコンプリートを目指している森沢氏の『ミーコの宝箱』に続く2冊目の作品。
6編からなる泣き笑いのハートウォーミング連作短編集です。各編がスポーツクラブのフリーウエイトゾーンで知り合ったいわゆる“ダンベル仲間”によって語り継がれます。
トレーニングが終わるとその中の中心人物で最も個性的な“ゴンママ”こと権田鉄雄が営む「ひばり」という店が憩いの場となっていまして読者をほっこりとさせてくれます。作中の言葉を使えば“巨大なオカマと美少女バーテンダーが人生を教えてくれる店”まさに的を射ています。
美少女であるカオリちゃんが作るカクテルそれぞれに“カクテル言葉”があってそのいわれが登場人物だけでなく読者の背中をも押してくれるような気持ちにさせられ心地良く読めること間違いないところですよね。

この作品の特徴として幅広い年齢層(具体的に言えば16歳の高校生から69歳の社長さんまで)それぞれのタイムリーな悩みを描写している点があげられると思われますが、それがそのまま作者の作品の幅広い年齢層から支持され得る特徴を如実に示しているようにも感じられます。

個人的には5編目の末次社長の老人ホームのカタログ制作を若い世代の社員に任せた話でのジェネレーションギャップに悩み話と着地点のつけ方が一番印象的な話でしたが、どの話も甲乙つけがたく共感出来ると思います。
それは作者の“今を楽しくかつ後悔することなく生きよう”という信念が物語全体を支えているからだと思います。
どの人物も憎めず、読者が自分自身を投影して読書に没頭できる、一見コメディタッチだけに見えますが人生にとって大事なことをも読者に示唆してくれる読み応えのある一冊であると感じました。
機会があれば各登場人物のサイドストーリーを書いてほしいですね。カオリちゃんのその後とか(笑)

評価9点。
posted by: トラキチ | 森沢明夫 | 14:49 | comments(0) | trackbacks(0) |-
スポンサーサイト
posted by: スポンサードリンク | - | 14:49 | - | - |-









この記事のトラックバックURL
http://torakichi2.jugem.jp/trackback/500
トラックバック