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『駅物語』 朱野帰子 (講談社)
評価:
朱野 帰子
講談社
¥ 1,470
(2013-07-31)

書き下ろし作品。「ダ・ヴィンチ」のプラチナ本で紹介された作品で朱野さん初読みです。
東京駅を舞台とした新人女子駅員、若菜直を主人公とした物語です。一見華やかな仕事と思われがちですが、かなり大変な仕事であることが具体的にわかります。
若菜が駅員として働き始めた理由が鉄道が好きだった一年前の弟の死だったことは読者にすぐに披露され、物語は一年前に世話になった5人の人達に再会し恩返しするという展開となります。
正直言って少し詰め込み過ぎた感が否めないと思います、裏返せばいろんな受け取りかたが読者サイドからは出来ると思います。
私的には、自分自身が物語の中心にいたと信じていた若菜が、5人の人と出会うことで彼らそれぞれの物語にも遭遇することによって人間的に成長してゆくストーリーとして読めば楽しめると思います。

人間関係が面白く描かれているのも本作の特徴であると思います。同期の犬塚や指導役の藤原に先輩の由香子、若菜が現実に立ち向かってゆくに連れて彼らに対する距離感が違ってきます。
それは助役の松本や副駅長の吉住、老駅員の出雲に対しても同様で、学生時代学業が優秀であった若菜とは言え社会に出ればまだまだヒヨコであることを再認識し、彼らによって世の中というか社会のしがらみもっと言えば正しい人の見分け方を学びます。
読み終えて弟の死を、立派に自分の成長として成し遂げた主人公に天国の弟と共に拍手を送りたい衝動に駆られました。

評価8点。
posted by: トラキチ | 現代小説(国内) | 12:57 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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