Search
Calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
Sponsored links
徘徊ブログ
読書メーター
トラキチの今読んでる本
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
最近読んだ本
トラキチの最近読んだ本
鑑賞メーター
トラキチの最近観たDVD
New Entries
Recent Comment
Recent Trackback
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |-
『虹の岬の喫茶店』 森沢明夫 (幻冬舎文庫)
来年吉永小百合が主演で映画化が決定、タイムリーな読書となった。
解説にて森沢氏の作品を「カジュアル・エンターテイメント」というジャンル分けにて呼んでいるが、言い得て妙な言葉で感心している。
森沢氏の作品は3作品目であるがどの作品も“ハートウォーミングな作風”という言葉がにつかわしいのであるが、その引き出しの多さに驚いた次第であり、それはまさに本作において前半に登場する妻を亡くした陶芸家や学生、そして泥棒たちが岬カフェに出逢い彼らの新しい人生の旅立ちを開始させるかのような感覚、言い換えれば読書の究極の喜びというものを見つけたような気分にさせられる。

森沢氏の作品の登場人物は、他の作家の登場人物と比べて身近に感じられるのですね、本作で特に感じたのは章が進むに連れて前に訪れた人たちの足跡が残っていて、その足跡を実感できるだけで嬉しいような寂しいような複雑な気持ちに浸ってしまいます。それって幸せなことですよね。
オーナーである悦子さんの魅力を語らずにはいられません。彼女のような人生の積み重ね方を理想とする読者も多いのではないであろうかと思います。一番幸せなのは亡くなった彼女の夫なのでしょうね。

そして彼女に支えられている言って過言ではない甥にあたる浩司、彼の本作における役割はきわめて大きいと思います。彼のバンドに熱中した若いころの友情の話がもっとも印象的でした、彼が昔の仲間を呼ぼうとしたところは彼の成長が為し得たことだと考えます。そしてその彼を少なからず悦子伯母さんも頼っているところを垣間見ることができたのが微笑ましい読書となったと自負しております。
ファンタジーのようにも思える話ですが私たちの普段の生活においても当たり前のように思っていることも多いと思いますが、他人に支えられているということを思い起こさせてくれる作品であります。コーヒーを飲みながら読むと感動が倍増します(笑)

評価8点。
posted by: トラキチ | 森沢明夫 | 00:28 | comments(0) | trackbacks(0) |-
スポンサーサイト
posted by: スポンサードリンク | - | 00:28 | - | - |-









この記事のトラックバックURL
http://torakichi2.jugem.jp/trackback/509
トラックバック