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『雪まろげ 古手屋喜十為事覚え』 宇江佐真理 (新潮社)
初出「小説新潮」、待望のシリーズ第二弾。前作『古手屋喜十為事覚え』 のラストで子供に恵まれない日乃出屋夫婦に捨子という形ですが子供(養子)を持つことができます。本作はその捨吉(赤ん坊)の登場で物語全体が和やかで微笑ましい雰囲気に包まれ、読者もより楽しく読めるようになっています。冒頭が捨子家族の実態を描いていてもっともやるせなく感動的な話となっていて、それにより喜十夫婦に育ててもらえるようになった子供の幸せさを際立たせる効果をもたらせているように感じられます。そのことは最終章で伯父の元で養われていた捨吉の姉や兄(幸太)たちとの対比で凄くあからさまになり、読者は満足して本を閉じることができます。

あとは、喜十が捨吉を連れて事件解決に奔走するシーンのエピソードなどが印象的ですが、結論として捨吉の登場により前作ではキャラが立ってなかった主人公である喜十の存在感というか人格が増したように感じられました。実の子以上に子供をかわいがることによって夫婦の絆はより深まって行きます。そして季節が移ろい行きますがこんな人生もいいものだと思わずにはいられません。あとラストの上遠野がおそめに一両を渡すシーンがもっとも印象的で、捨吉の姉たちのこれからの幸せを暗示しているかのようであり今回は前作以上に安堵感の高い読書を満喫させていただきました、作者に感謝です。

評価8点。
posted by: トラキチ | 宇江佐真理 | 14:53 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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