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『彼女の家計簿』 原田ひ香 (光文社)
評価:
原田 ひ香
光文社
¥ 1,575
(2014-01-18)

書き下ろし作品。『アイビー・ハウス』以来2冊目の原田作品ですが前作よりも奥行きのある読み応えのある作品だと感じました。
原田さんと言えば原田マハさんがまず第一に浮かぶ読者の方が多いと思いますが、ひ香さんもなかなかの実力派作家だと言えると思います。
桜木紫乃さんのような力強さには欠けるかもしれませんが、繊細なタッチで迫り、桜木作品同様内容が濃く、女性の自立を読者に訴えかけます。

本作も現代に生きる2人の女性(里里と晴美)が描かれていて、どちらも背負っているものがありますが一生懸命に生きていて読者の共感を得ることは間違いのないところだと思われます。
ひょんなことから2人は知り合うのですが、そのきっかけとなったのは里里の祖母である加寿が残した家計簿なのですが、その加寿の日記がところどころで挿入されそれが読者にとってミステリアスでもあり興趣が尽きません。
とりわけ里里にとっては血が繋がっているので、彼女には強く生きるという影響を与えているところが読みとれるところが本作を読む醍醐味のひとつとも言えるのだと思います。
終盤に里里と母親である律子との再会の場面があり、じーんと来たかたも多いんじゃないでしょうか、そして未来のある娘である啓に対してのひたすら幸せを願う気持ちと、里里と晴美との絆が深まったことを味わえた読書は有意義だったということを強く認識しました。作者の筆力の高さに脱帽です。

評価9点。
posted by: トラキチ | 原田ひ香 | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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