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『パリ左岸のピアノ工房』 T.E.カーハート (新潮クレストブックス)
村松潔訳。再読、原題“The Piano Shop on the Left Bank"
そこはかとないピアノ愛が描かれているノンフィクション作品。私自身、残念ながらピアノ自体にはほとんど興味がないのであるが、初読の時に感じた本作独自の世界をもう一度体感したくて再読。ピアノに関する知識がないので深く読解は出来なかったのは残念であるが、今回の読書は作者がパリ在住するもアメリカ人なのでアメリカ人から見たフランス人の気質を感じ取ることが出来、違った楽しみ方が出来たと思っている。

家にピアノがない読者にとって(苦笑)、ただ読み進めるにあたって理解できない用語などがあり、部分的に流し読みになってしまったのであるが、フィクション作品では味わえないリアリティや臨場感を得ることが出来たのは流れるような村松氏の訳文の功績によるものだと思う。

ピアノの歴史等についても語られているが、それよりももっとも個性的な登場人物である酒好きの調律師の方が印象深いのは少し気恥ずかしい気もするのであるが、やはり作者の人生にとってピアノがいかに大切なものとなっているかを感じ取る作品であり、置き換えれば読者の人生にとって本作のピアノにあたるものが果たして何であろうかと己の人生を見つめ直す機会を与えてくれた作品でもあると言えるんじゃないでしょうか。
私的には作者が本作を執筆するにあたり、一般的に他の作家がフィクション作品を執筆するよりも楽しい時間であったように思えます。

余談ですが、本作を読む際に大半の時間をBGMとしてビル・エバンスのジャズピアノを聴きながら過ごした。ビル・エバンスはどのメーカーのピアノを演奏していたのだろうという思いを馳せながら、いつもよりもお洒落な読書を堪能させていただきました。作者並びに訳者に感謝です。

評価8点。
posted by: トラキチ | 新潮クレスト・ブックス(感想) | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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