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『霧の果て 神谷玄次郎捕物控』 藤沢周平 (文春文庫)
NHKでドラマ化記念して再読。主人公の玄次郎は北の定町廻り同心を務めるが藤沢作品では異色のキャラだと言えよう。ひと言でいえば自堕落な彼は、他作品で登場する人物の作者に通じる誠実な要素が微塵もないからである。異色だけど魅力的だと感じる人は少ないような気がするので
正直言って他の藤沢作品ほど心に響くものは到底ないのだけど、捕物と母や妹そして父親の死の謎解き要素とを割り切って読むエンターテイメント作品としてばそれなりには楽しめる作品となっている。

全8編からなります本作はひとつひとつのエピソードは面白く、また藤沢氏特有の読むやすくて端正な文章は健在であるが、調べてみると雑誌掲載が75年6月号より80年5月号までと断続掲載されていて、やはり一気に書き切っている他の著名作品と比べて内容・構成ともにやや散漫な印象は拭えないような気がします。
やはりもう少し人情を絡ませるのと、お津世との恋愛模様をクローズアップさせるべきだったと思われるのですが、藤沢氏も人の子だったので安心した面もあります(笑)

ドラマ版はまだ途中だが視聴者のツボを押さえたかなり内容自体が脚色されていて工夫されていると感じられる。
個人的には本作よりも名前の似た『風の果て』のほうをお勧めしたいし同じハードボイルド系ならば「彫師伊之助捕物覚えシリーズ」の方をお勧めしたい。
いずれにしてもドラマ化を機に藤沢作品が一人でも多くの方に読まれることを切望しています。

評価7点。
posted by: トラキチ | 藤沢周平 | 13:47 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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