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『女のいない男たち』 村上春樹 (文藝春秋)
評価:
村上 春樹
文藝春秋
¥ 1,400
(2014-04-18)

『東京奇譚集』以来、9年ぶりの6篇からなる短編集。作品集全体のコンセプトが表題名の通りで最も村上氏が得意とする部分と言っても過言ではないと思われる。
どちらかといえば、長編に関しては多少なりともわかりづらいというか奥が深いというか、読者側の読解力にも問題があるのだろうが、評価の分かれる作品が多いともけど、本作だけでなく短編集においては旧作も含めて手に取りやすい作品となっている。
それはやはり長編よりも少なくとも読者にとって”サラッと読め普遍的”な内容となっているところが要因であろうと思われます。言い換えれば決して難解ではなく心にスッと落ちていき溶け込む内容なのである。
だから、個人的にはこれか村上氏の作品を読む読者には本作のような作品集を先にオススメしたいなと思っている。なぜなら喪失感はもちろんのこと、『ノルウェイの森』や『1Q84』では味わえない身近さとお洒落さを兼ね備えているからである。もっと簡単に言えば博識で柔軟性のある頭脳から繰り出される村上氏の短編は繰り返し読めば読むほど味わい深いものとなっていると考える。

6つの世界観が味わえるために6編とも素晴らしい。
過去の作品よりもやはり年輪を感じさせ、男性側に悲哀感が漂っているのであるが登場人物それぞれが作者を想起させるのであるが、特に際立っているのは『木野』である。
この物語は妻に裏切られて離婚してバーを経営する木野という男が描かれているのであるが、カミタという風変わりな人物の描写や、木野の達観した姿が描かれ終盤に妻を許すシーンが印象的であった。
少し深読みかもしれないけど、世間一般的には男というものは身勝手な生き物という認識が強いけど、決してそうではなく全体を通して恋煩いに苦しみ男など、男の諸事情を説明している悲哀さが詰まった短編集なのであるという認識で本を閉じたのであるが、再読したらまら新たな発見があると思います、それがきっと村上春樹の魅力なのでしょう。

評価9点。

posted by: トラキチ | 村上春樹 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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