Search
Calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>
Sponsored links
徘徊ブログ
読書メーター
トラキチの今読んでる本
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
最近読んだ本
トラキチの最近読んだ本
鑑賞メーター
トラキチの最近観たDVD
New Entries
Recent Comment
Recent Trackback
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |-
『妻が椎茸だったころ』 中島京子 (講談社)
評価:
中島 京子
講談社
¥ 1,404
(2013-11-22)

初出「小説現代」。5編からなる人生の側面というか裏側を描いた不思議な短編集。タイトル名と内容とを照らし合わせて読むと最後に凄いどんでん返しが待っていたり、ハッとさせられたりで結構楽しめますが、著者の筆力からしたら肩肘張らずに書き過ぎているというか、もっと書けるのにと思ったりするのであるが、作者の作品をコンプリートしている人間にしたら七変化的に捉えることが出来るかもしれません。
個人的には『のろのろ歩け』テイスト(直球的と言ったらよいのでしょう)のほうが好みですが、作家も書き分けが必要なのでしょう。
一番ゾッとさせられたのは冒頭の海外留学していたリデル通りの話、エンディングの締め方は素晴らしいですね。あとは表題作でしょうか、読み終えて亡くなった妻に対する愛情がじわっと伝わる部分はうまく書けていると思います。

実は本作「日本タイトルだけ大賞」を受賞しているのであるが、タイトル名ほど奇抜には感じなかったのである。原因として直前に本谷有希子さんの『嵐のピクニック』を読んだことと、あとは中島さんの文体自体が至って普通に読みやすくって美しいことがあげられる。
本谷さん→ぶっ飛んでいる(いい意味で)、中島さん、→大人のおとぎ話的だと捉えるべきなのでしょう。
普通の人が不思議な話に出くわしているので、読者との距離感が近いのでしょうね。好みの分かれる作品で個人的には「小さいおうち」を未読の人には勧めようとは思いませんが、中島作品は一貫して丹念に書かれているなとは再認識しました。機会があれば未読の作品を手にしたいと思っている。

評価7点。
posted by: トラキチ | 中島京子 | 16:31 | comments(0) | trackbacks(0) |-
スポンサーサイト
posted by: スポンサードリンク | - | 16:31 | - | - |-









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック