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『ナイフ投げ師』 スティーヴン・ミルハウザー (白水Uブックス)
評価:
スティーヴン ミルハウザー
白水社
¥ 1,512
(2012-06-09)

原題"The Knife Thrower and Other Stories"、 柴田元幸訳。12編からなるミルハウザーの想像力に長けた職人芸的第三短編集。個性的で幻想的な著者の魅力が満載されていて、なおかつ柴田氏の翻訳がベストマッチングしていてまさにその世界に没頭する読書体験を実感できます。ただ、読み手側(私ですね)の読解力に問題があるためにその良さがすべての作品に至るまでわからなかったのも事実です、少し遡って読んだものもありますがそこは残念でしたが余韻には浸れたのでなんとか満足です。凄く緊張感のある精緻な文章なので逆にリラックスしてかつ集中力のある読者の方がその良さがわかるのではないでしょうか。まあそのわかりづらさというかシュールで不可解な部分も含めて作者の世界と言えばそう言えると思います。

作者の特徴は“物語がどのように展開されてゆくのだろう、もっと言えば他の作家では味わえない世界に読者を連れて行ってくれる”というところだと思います。冒頭の表題作の緊張感がスリリングでいきなり独特の芸術的世界に引きずり込まれます。次の「ある訪問」は一番わかりやすくてコミカルに描かれています。「パラダイス・パーク」は部分的に実話に基づいていてある遊園地の栄枯盛衰が描かれていて『マーティン・ドレスラーの夢』を彷彿とさせられました。決して感動的ではないのだけど、国内作品では味わえない充実した読書を約束してくれる作家だと認識しています。邦訳されている作品は全6作品でこれで4作読みました。自分自身の読解力のテストに読み返しも含めて是非コンプリートしたいと思っております。それと柴田さんには未訳のもの是非お願いしたいと思っております。

評価8点。
posted by: トラキチ | 柴田元幸翻訳本 | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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