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『家庭の医学』 レベッカ・ブラウン (朝日文庫)
評価:
レベッカ ブラウン
朝日新聞社
---
(2006-03)

原題"Excerpts from a Family Medical Dictionary"(2001)、柴田元幸訳。作者の母親への愛情を綴ったノンフィクション作品で母親の癌発病から亡くなるまでを静かに語ります。
本作の特徴はなんといっても最初の貧血から火葬まで各章ごとに16項目から成り立っていて、各章の冒頭に辞書的な意味合いが添えられていて、その体裁が邦題のタイトル名ともなっていると思われます。

それぞれの介護におけるプロセスが柴田氏の抑制の効いた丁寧な訳文で綴られていて、極端に感情移入される方はちょっと辛すぎて危険かもしれませんが(笑)、作者の母親に対する愛情と読者自身の母親に対する愛情とを照らし合わせて読めば、かなり有意義な読書体験を得ることが出来ると思います。

身近な人の死を受け入れることは辛いことではあるのですが、目を背けずに対処して行く姿が心に響いて来、勇気づけられます。作者の作品は作品によっては少し受け入れがたい作品もあるのですが、本作にて作者の本質的な部分を垣間見ることが出来、『体の贈り物』と並び称したい作品となりました。
きっと作者は哀しみを乗り越えて、自分自身の幸せな人生を肯定しているのだと感じました。

評価9点。
posted by: トラキチ | 柴田元幸翻訳本 | 21:17 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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