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『贈られた手 家族狩り 第三部』 天童荒太 (新潮文庫)
いよいよシリーズも第三部となった。ますますシビアな世界が繰り広げられて行くが少しづつ変化が見られる点は決して見逃してはいけない。
ぼんやりとではあるが固まりつつあった主要登場人物のアウトラインが少しづつ変化しつつある点が読んでいてわかる点は嬉しいかな。
例えば恋人と距離をおいていた巣藤はかつての教え子とふれあう事によって少しづつ人間らしさを取り戻して行く。

本作の魅力ってなんだろう?
社会派的要素は当然のこととして、物語レベルで論ずると私は主人公三人の苦悩が同じぐらい突き刺さる点が特に素晴らしいと思う。
まるで三つの物語を同時に読んでいるような気がする。
他の読者の方はどうなんだろうか?

とりわけ“明らかに三人の中でいちばん大人になりきってない感の強いというか精神的に弱そうである”浚介の今後を特に気になりつつ読まれてる方も多いと思う。

絶対に目をそらしてはいけない点は、主人公三人ともに今を懸命に生きている点。
三人三様でそれぞれに本当の生きがいと言うものを見失っているようにも見受けられる。
というか、総じて不器用なのかもしれない。
きっと読者は自分の弱い部分を主人公に投影されて読まれてるのであろう。
ただ、現実に立ち向って行こうとする点は見習うべきというか賞賛に値することを決して忘れてはならない。

物語は脇役を中心に少しづつ動いてきた。
今回のラストは馬見原の妻佐和子の突然の暴挙。
果たして麻生家と実森家の事件はどうなって行くのだろうか?
油井の動向も注目だが、馬見原が研治に対する、あるいは游子が玲子に対する想いって“肉親の愛情を超えた想い”なんじゃなかろうかと胸に突き刺さった。

天童氏の筆力を持ってすれば、どうにでも展開させることが出来るであろう。
あと2冊読み終えた後、大きな感動と教訓をゲット出来る事を信じて本を閉じたことを最後に書き留めておきたい。
posted by: トラキチ | 天童荒太 | 19:18 | comments(1) | trackbacks(0) |-
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突然のコメント、失礼いたします。
書評コミュニティサイト「本が好き!」を運営しております、池田と申します。

今回書評を拝読し、ぜひ本が好き!にも書評を投稿していただきたいと思いコメントいたしました。

本が好き!では、書評をサイトに投稿していただくと本がもらえる、献本サービスを行なっております。

献本は審査を通過した方のみ申し込み可能となりますが、
今回は会員登録後ご連絡いただければ、すぐに献本申し込みできるようにしたいと思います。

書評家さんの交流も盛んで、本について語れるサイトとなっております。

よろしければ一度サイトをご覧いただけますと幸いです。

不明な点などありましたらお気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
| 本が好き!編集部 いけだ | 2014/07/10 2:44 PM |









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