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『巡礼者たち 家族狩り 第四部』 天童荒太 (新潮文庫)
ますます緊迫感が増してきて読者も心を痛めながら読むことを余儀なくさせられる。今回読んで感じたことはこの痛さ・悲しさが読者によっては受け入れづらいことかもしれないなということであるが、四冊目まで読み進めている人は当てはまらないでしょうね(笑)

今回は新たなキーパーソンがクローズアップされます、そうです山賀葉子と大野の元夫妻です。彼らが物語全体において重要な役どころを演じていることは疑いの余地がありませんよね。いわば駒田や油井のような救いのない人物の対極の存在として物語全体の幅を大きく広げている役割を演じています。
この物語を読むと、登場人物の誰しもが痛みを持っているために、事件で亡くなった人の真相だけでなく様々な角度で読むことが肝要なので、やはり読み応えはあるが読者泣かせの作品であると強く感じたのである。それは読者に焦点を絞らせずに次々と物語が暴走して行くことが要因であると考えるのであるが、その都度読者の心の中もちくりちくりとやられてしまいます。これを治すのは第五巻を読むしかなさそうですね(苦笑)

印象的だったのは遊子が駒田に刺されるシーンがやはりもっとも衝撃的でしょうが、個人的には物語全体から見るとサイドストーリー的なものかもしれないけど、馬見原の妻・佐和子が離婚を決意したことがサプライズで彼女が最終的にどう描かれるかが気になります。
いずれにしても綾女・研司親子のことを優先してしまう馬見原も男性読者目線ではわからないではないけど、もう少ししっかりして欲しいという女性読者の心の声が聞き取れた第四作でした。
posted by: トラキチ | 天童荒太 | 18:14 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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