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『まぐだら屋のマリア』 原田マハ (幻冬舎文庫)
再読。人間誰しも持っている悲しみをいかに乗り越えていくかを読者に知らしめてくれる作品。
物語は主人公と言っていい紫紋が死を決意し尽果という地に辿り着き、まぐだら屋のマリアと出会うところから始まります。
お馴染みの作者のテンポの良い文章も相まって、マリアと女将との関係を中心にミステリー仕立てでページを捲る手が止まりません。
途中で出てくる弟分と言ってよい丸弧も含めて読んでいる途中で最も訳ありなのはマリアであることが次第に分かってゆきます。

感動的なのはやはりマリアがまぐだり屋を切り盛りしている理由が明らかにされるところでしょう。かなり重い話なのですが、作者が書けばどこか清々しさが漂ったものとなっているところが凄いです。
実際いろんな贖罪のパターンがあると思いますが、究極の“贖罪”を見せつけられ心が動かされます。女将の気持ちもわかりますが、与羽が少し善人として描かれすぎなような気もしました。

印象的だったのは物語にとっても季節感が表れていることで、四季の移ろいとともに登場人物が再生されそして成長します。
そして待っている人がいる限り私たち読者も努力しなければならないということを教えられ、感動とともに心地よい余韻を残し本を閉じることが出来ます。
紫紋の母親の気持ちを理解できる度数がこの本を読んでの印象に比例することだと思います。

評価8点。
posted by: トラキチ | 原田マハ | 20:27 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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