Search
Calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>
Sponsored links
徘徊ブログ
読書メーター
トラキチの今読んでる本
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
最近読んだ本
トラキチの最近読んだ本
鑑賞メーター
トラキチの最近観たDVD
New Entries
Recent Comment
Recent Trackback
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |-
『陽だまりの偽り』 長岡弘樹 (双葉文庫)
『傍聞き』や『教場』にて人気作家としての階段を着実に駆け上がっている長岡氏の五編からなるデビュー短編集で個人的には初読みとなります。
先入観というのは恐ろしいもので横山秀夫さんみたいな警察小説だとばかり思っていましたがそうではなかったです。
痴呆や少年法、会社での出世争いなど読者にとって身近な社会問題を盛り込んでミステリー仕立てで迫ってきます。
どの短編も伏線があって最終的にはストンと落としてくれるのですが、どう転ぶかは読んでいるうちは予断を許しません。
このあたり、デビュー作としては及第点を与えて本を閉じられた読者が大半で、他の作品も思わず読みたいと思わされます。

作者の良いところは、人間だれしも持っている弱さ、言い換えれば自分自身の保身みたいなものを描写するのに長けているということで、五編それぞれ同じぐらいにその要素が散りばめられているところが凄いのでしょう。
とりわけ「淡い青のなかに」や「重い扉が」に見られるラスト当たりでの子供が自分の親に対して見せる愛情がほろっと来ました。そのちらっと見せつけられ作品全体を覆っている温かいまなざしに唸らされたのは私だけでしょうか。

評価8点。
posted by: トラキチ | 長岡弘樹 | 19:53 | comments(0) | trackbacks(0) |-
スポンサーサイト
posted by: スポンサードリンク | - | 19:53 | - | - |-









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック