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『水声』 川上弘美 (文藝春秋)
評価:
川上 弘美
文藝春秋
¥ 1,512
(2014-09-30)

初出「文學界」。不思議で非現実的なお話を読者にあたかも実在するかのような語り口で読者に提供してくれるのが作者の特長であると思っている。本作も作者の特長を十二分に発揮した佳作だと言えよう。
都と陵、2人の姉弟の読者が決して真似の出来ない愛の物語なのだが、作者が描くと緊張感とほんわか感がミックスされていて心地よく読者の胸に響くから不思議なものだ。
物語は姉妹の愛の形の行方と、彼らの両親の生い立ちというか真実の究明という2つの軸で進められていく。時間軸が過去に遡ったり現代に戻ったりで少し混乱させられたのは事実であるが、親の存在感が人格形成に影響するということや、誰しもが訪れる死というか死を見据えた人生の過ごし方、不思議な物語の中にも勉強することが多く盛り込まれています。

読ませどころはやはり、父親に関する真実を知りそれを自分自身で上手く吸収して生きて行くところでしょう。
母親が亡くなった年齢を過ぎて、育ての父親に同居しようと提言するところがこの物語の根幹をなしている姉弟の強い絆のように感じられましたが、読み違いかもしれません。
とにかく作者独自の世界に浸れたと感じたことは充実した読者だったという証だと思います。

評価8点。
posted by: トラキチ | 川上弘美 | 08:46 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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