Search
Calendar
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< June 2020 >>
Sponsored links
徘徊ブログ
読書メーター
トラキチの今読んでる本
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
最近読んだ本
トラキチの最近読んだ本
鑑賞メーター
トラキチの最近観たDVD
New Entries
Recent Comment
Recent Trackback
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |-
『アイネクライネナハトムジーク』 伊坂幸太郎 (幻冬舎)
6編からなる連作短編集で、書下ろしでラストの「ナハトムジーク」で殆どすべての伏線を回収しているのであるが、物語全体を“出会い”の重要性をモチーフとして語られていて、他の伊坂作品と比して爽やかであっさりとした内容が際立っており万人受けする内容となっていると考えます。

登場人物が微妙いや巧妙に繋がっていて、相関図がなく読み進めていくのが却って物語に集中する結果となったのは良かったように思われる。すべての人物が個性的な魅力に包まれているのであるが、やはり織田夫妻の夫妻たる所以が滑稽であり物語全体の“楽観的な”モードを支配しているように感じられた。

あとは斎藤さんの登場のさせ方が面白く、まあその当たりは本作が書かれた経緯と関連するものであり、作者の思い入れが詰まった部分でもあるのであろうが、後半に登場する口パクをすすめられた漫才師のエピソードも印象的であり、まあ日本人のヘビー級チャンピオン自体が現実的ではないのだけれど、楽しいお話だからいいじゃないという気持ちにさせられるのは作者の力量以外にはありえない。

そしてゴールド免許を持っていたり、トイストーリーを観ていない読者は良い宿題を与えられたのだけど、それもすべてが心地よい読書を受け入れ、伊坂ワールドを満喫した証拠であると考えるのであるが、もう少し余韻に浸っていたい気もするのは私だけであろうか。そう、ゴングの前か後かなんかどうでもいい話ですよね。

評価9点。
posted by: トラキチ | 伊坂幸太郎 | 19:37 | comments(0) | trackbacks(0) |-
スポンサーサイト
posted by: スポンサードリンク | - | 19:37 | - | - |-









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック