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『ふたつのしるし』 宮下奈都 (幻冬舎)
評価:
宮下 奈都
幻冬舎
¥ 1,404
(2014-09-19)

初出「GINGER L」加筆修正あり。表紙を見れば青春小説かなと思いましたが良い意味で裏切られました。読みやすい文章で夢のある話、作者の得意とするところですよね。
決して現実的な話ではないかもしれませんが、人間誰しも夢を持ってそして前向きに生きて行くと良いことがあるということを物語を通して読者に教えてくれます。

読ませどころはやはりふたりのハルがどういう接点で交わっていくかということでした。
それと有体な表現になりますが、しるしという2人の愛の証と言える子供の誕生が読者にとっても大きな喜びとなっている点でしょうか。

どちらかといえば不遇とも言える2人の生い立ちがどう絡めていくのかと思いました、女性が5〜6歳年長で少なくとも男性側よりもしっかりものですよね。
ターニングポイントはハル(温之)にとってミナとの出会いが大きかったのでしょう。自分自身、生きてゆくうえで引け目を感じていた彼がそこから旅立つきっかけとなったと思います。

余談ですが、作者の人柄が文章に滲み出ていて、たとえ遥名が不倫をしていても温之とは合わないとかいう気持ちにさせられませんよね。あと健太という友達の存在が気弱な温之にとっていかに大きかったか、終盤のしるしちゃんの語りからわかるところが微笑ましくもあり感動的でもあります。
ラストの「生い立ち記」は感動的で2人の夢が叶ったところを見届けれて心温まる読書を体験できたことを作者に感謝したいと思います。

評価8点。
posted by: トラキチ | 宮下奈都 | 20:15 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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