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『カイシャデイズ』 山本幸久 (文芸春秋)
評価:
山本 幸久
文藝春秋
¥ 1,450
(2008-07)
<奥田さんや荻原さんに対する挑戦状的作品?>

別冊文芸春秋に連載されたものを改稿し単行本化。

物語の舞台は内装会社ココ・ファーム。
そこで働く人々(社長も含め)の日々の出来事を綴った8編からなる連作短編集。

奥田英朗さんの『ガール』や『マドンナ』系の小説と思いきやちょっと違う。
ちょっと辛辣に書けるのは奥田さんに軍配を上げざるをえないが、山本さんはひとりひとり登場人物のキャラを立てて読者に親近感を持たせるのに成功している。
一方荻原さんが描くとキャラがおとぼけすぎてしまう。
山本さんの描く人物はちょうどいい匙加減。
その分、ちょっと主題がぼやけてどうなんだろう、『カイシャデイズ』という名のような仕事としての厳しさに欠けている嫌いはあるのであろうが。
そこはコメディとして割り切って読んでくれと作者に押し切られそうだ(笑)
いきなり飲み屋を梯子するシーンからはじまります。おい大丈夫か?
その後いろんな登場人物が入れ替わり登場。
まあ一応主人公は高柳さんかな、でも私の大好きな『凸凹デイズ』のように感動的な作品じゃないのでちょっと評価は下げざるをえなかった。

でもそれなりに楽しめます。それは読者の身近にいる人に似た人を探し出せるからですね。
そう、山本さんの登場人物は誰もが憎めない人ばかりなのです。
一例として高柳チーフが小田さんにのめり込まないところ。
そして頻繁に出てくるミスタードーナッツ。
あんまり空腹時に読めませんわ。
なにっ、ミスドを食べながら読んだら最高?
おっしゃるとおりです。相武さん!(ちょっと脱線!相武紗希ミスドのCMに出演中)

実はこの作品は男性向けだと思っている。
なぜなら、登場人物すべてが前向きに楽しそうに仕事をしているからだ。
現実はそうじゃない大半の読者はハッとさせられるであろう。
本作はハードな仕事をしている男性の“息抜き小説”なのである。

だから主婦の方が読まれた場合、帰ってきたご主人をいたわってあげて欲しいなと思うのである。

山本作品を読むと人生が少しづつ楽しく感じる。
作者の人柄が作品にどっぷりと根ざしている証拠だと言えよう。

小田さんと橋本君、幸せになってくれと願って本を閉じましたよ。
そう、小田さんは高柳チーフだけの女神じゃなくって、男性読者全員の女神なのである。

<面白い>(8)
posted by: トラキチ | 山本幸久 | 17:32 | comments(4) | trackbacks(4) |-
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こんばんは。
みんな生き生きと働いていましたね。
特に楽しんで仕事をする高柳、篠崎、隈元の「魔のトライアングル」の三人が愉快でした。
そしてほんと!ミスドを食べながら読めば、よかったです。
| 藍色 | 2009/02/20 3:33 AM |
こんにちは。
コメント&TB、ありがとうございました。
山本さんの作品は登場人物がみんな魅力的ですよね。
今回も「魔のトライアングル」や「エザっち」、女性たちもおもしろかったです。
厳しい現実もあるけど、楽しくやろうという気持ちになれる作品です。
| mint | 2009/02/20 8:59 AM |
こんばんは。
しつこいほどに登場するミスド。
あんまり食べれないのに買いに走りました。

>だから主婦の方が読まれた場合、帰ってきたご主人をいたわってあげて欲しいなと思うのである。
そうか〜本からそこら辺を学ばないといけなかったのね…
| なな | 2009/02/20 8:51 PM |
>藍色さん
本作の登場人物、本当に楽しんでますよね。
私、今日休みだったので今日読めば良かったですわ(笑)
寝ずに仕事って現実しんどいですよね。それも飲んで(笑)

>mintさん
山本作品、本当にクセがなくかつ魅力的ですよね。小説ならではの醍醐味が楽しめる作品と言えそうですね。コンプリートしたくなる作家ですわ。

>ななさん、ミスドからスポンサー料もらってほしいよね。
徹底してるところが面白いと思います。
実際、こんな会社ってないでしょうね(笑)
現実はもっと厳しいですよ。
でもストレス発散出来る作品で感謝してます。
是非いたわってあげてください。
| トラキチ | 2009/02/20 11:39 PM |









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2009/02/19 8:36 PM
カイシャデイズ(2008/07)山本 幸久商品詳細を見る 「女神の呼び名」 「魔のトライアングル」 「夢破れて」 「いつもおひとり様」 「バーム...
+++ こんな一冊 +++
2009/02/20 3:34 AM
カイシャデイズ(2008/07)山本 幸久商品詳細を見る 装画は寺田順三。装丁は野中深雪。別冊文藝春秋掲載を改稿。 内装会社ココスペースに勤める人...
粋な提案
2009/02/20 8:52 AM
今日読んだ本は、山本幸久さんの『カイシャデイズ』です。
いつか どこかで
2009/02/20 8:52 PM
カイシャデイズ 山本 幸久 JUGEMテーマ:読書 内装会社ココ・ファームを舞台に、平社員から社長まで、それぞれの日々の出来事を綴った連作短篇集。 山本さんらしい物語。登場人物が生き生きしてます。そして物語の始まりで3人が5件梯子したのが私が住む街。
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