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『家族シアター』 辻村深月 (講談社)
評価:
辻村 深月
講談社
¥ 1,620
(2014-10-21)

家族を題材とした7編からなる短編集。どの短編もぶつかり合っている家族が描かれその修正ぶりが読んでいて楽しめます。
読者によって好みが分かれると思われますが、個人的には年の近い姉妹が描かれている編がギュッと心を鷲掴みされたような気がして楽しめましたが女性読者にも聞いてみたいなと思ったりしています。
まずは冒頭の「「妹」という祝福」」ですね、真面目な姉とイケてる妹の対比がリアルですが、姉の結婚式に妹に送られる手紙を振り返る構成が絶妙で思わず唸らされます。
あとは最大の感動が約束される「1992年の秋空」、うみかとはるか姉妹の物語ですが逆上がりが2人のまるで友情のようは姉妹愛を育みます。

残りの編もすべてがそれぞれ上手くまとめられていますがアメリカ帰りの孫と祖父とのつながりを描いた「孫と誕生日」が秀逸でしょうか。

本作は書下ろしも含めて様々な雑誌に掲載された物語の寄せ集め的な作品に見えますが、一冊を読み終えた後のまとまりは作者の力量の高さを誇示されたような気にさせられます。ラストの短い物語は作者が敬愛する藤子不二雄ファンの夫婦の物語で、ファンサービスとして捉えたら良いのでしょうね。ディープな辻村ファンにとってはこれ以上ない締めくくりの物語であることが容易に想像できます。

評価8点。
posted by: トラキチ | 辻村深月 | 20:47 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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