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『新訳マクベス』 シェイクスピア (角川文庫)
評価:
シェイクスピア
角川グループパブリッシング
¥ 432
(2009-01-24)

河合祥一郎訳。ご存知四大悲劇の一つで学生時代以来の再読となる。学生時代原書も含めて10作品近く読んだ記憶があるのだが内容はおぼろげであり恥ずかしい限りである。シェイクスピアがイギリス国内だけでなく長く広く愛されているのは、その倫理観が時代を超えて受け入れれるということであると感じる。
それは本作を読んでも十二分に掴み取ることが出来、400年以上も前に書かれた作品であるということを忘れてしまうことは信じられない。

冒頭に登場し、本作を支配していると言って過言ではない魔女の"きれいは汚い、汚いはきれい。”という言葉が読者である私も支配してしまうのが印象的である。
内容自体はおぼろげにしか覚えていなかったのあるが、魔女の言葉にまるで翻弄され、その運命を委ねざるをえなくなり破滅への道をたどるスコットランド王マクベスに対して同情の気持ちを持って読み進めるのが正しい読み方がどうかはわからないが、簡潔な訳文がとっても印象的である。

今回強く感じたのはマクベスの夫人に対する愛情の強さである。他の訳者の文章では味わえたかどうか定かではないが、私的にはFair is foul,and foul is fair.の fair→right,foul→wrongだと感じているのだが、以前はfair→good,foul→badと捉えていたような気がする。その変化が訳者によるものなのか、自分自身の変化なのかはわからないがそういったことを考えながら読めるというのはシェイクスピアの奥深さもっと言えば文学の奥の深さだと感じる。

本作を手に取るきっかけとなったのは、伊坂幸太郎の『あるキング』にFair〜の言葉がモチーフとして使われていることがきっかけとなった。伊坂氏に感謝するとともに何作かシェイクスピア作品を手に取りたい衝動に駆られています。

評価8点。



posted by: トラキチ | シェイクスピア | 23:46 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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