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『サクリファイス』 近藤史恵 (新潮文庫)
再読。大藪春彦賞受賞作品。本屋大賞2位作品。サイクルロードレースを舞台としたスポーツ小説と言えば、単に爽やかさが売りの作品だと思うけれど、本作は人間の心の中に潜む思惑をたっぷりと描写したミステリー仕立ての作品と言って良いのではないでしょうか。
まず、主人公であり語り手である白石の人柄というかキャラが読者受けする点が本作の最も成功した所以だと考えます。決してチームのエースを目指すわけじゃなく、とは言えヨーロッパで活躍したい意向も持っている、一見優柔不断のように見れないこともないのですが、読み進めていくうちに彼の心の中の葛藤に酔いしれ、思わず背中を押している読者としての自分を感じています。

彼がサイクルロードレースの世界に飛び込んだ過程というのが、物語全体を支配している点も見逃せません。これは彼の恋愛事情にも関連しているのですがこれは読んでのお楽しみということにしておきましょう。
もっとも作者が上手いなと思われるのは、終盤のミステリーの解明に関わるにつれてタイトル名がくっきりと浮かび上がってくるところだと考えます。当初はサクリファイス=アシスト役と捉えて読んでいきましたが、そうではというか少なくともそれだけではありませんよね。

これが解明できて次に続けれることはやはり読者冥利に尽きると言って良いのかなと再読を機に再認識いたしました。 登場人物それぞれのキャラもたっていてアクセントのついた読書が堪能できる点も見逃せません。次作であるエデンまでは一回読んでいます。確かヨーロッパでの活躍が次に描かれるはずです。何度読んでも素晴らしい本があることは嬉しいと強く感じました。

評価9点。
posted by: トラキチ | 近藤史恵 | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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