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『アヒルと鴨のコインロッカー』 伊坂幸太郎 (創元推理文庫)
再読。来月仙台旅行のために仙台舞台の伊坂作品再読中。吉川英治文学新人賞受賞作品。出世作とも言える『重力ピエロ』が初めて直木賞の候補にノミネートされた時期に発売された作品であって当時の伊坂氏の躍進ぶりが読み返してみて懐かしくもある。 個人的には巷で呼ばれている区分で言えば第一期伊坂作品の中では『砂漠』と肩を並べて評価したい作品である。本作においてはウィットに富んだ洒落た会話と構成、ミステリーを読むに当たっての醍醐味を十分に味わえる内容となっている点は発売後十年以上経った今読んでも古臭さを感じない。

ズバリ本作のテーマは“熱い友情”。ミステリー部分としてとっても読者を惹きつけた要素として本作の構成の巧さがある。
“現在”と“二年前”を交互にまじえながら展開して行くのであるが読者はきっと物語の序盤から釘付け状態となるであろう。“なぜ本屋を襲撃して広辞苑を盗まなければならなくなったのだろうか!”と言う純粋な疑問を抱いて・・・
どのように2つの話が収束するのだろうかと思いつつ読み進めて行くのであるが、違和感なく伊坂さんに“心地よく騙された”というのが率直な感想である。

読み終えたあと反省したのであるが(苦笑)、会話のひと言ひと言が大きな伏線となっているところである。
やや傍観者的(?)な“現在”の主人公の椎名が少しだけど物語の終盤には成長した姿が見出せるところは微笑ましく感じられた。

あと作品全体の内容として“動物虐待問題”や“人種差別問題”についても触れており、読者に強い教訓を示唆してくれたことを感謝したい。
クールな語り口”でもたらされる“圧巻のラスト”を堪能できた方はまさに“伊坂ワールド”にドップリはまったことの証である。

評価9点。
posted by: トラキチ | 伊坂幸太郎 | 10:57 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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