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『虹色天気雨』 大島真寿美 (小学館文庫)
2人の女性の友情を描いた作品としては『戦友の恋』という佳作がある著者であるが、本作はアラフォー世代の3人の違った立場の女性を登場させ、それぞれの恋愛模様を活写することにより、価値観の違いというか人生観の違いを描きだし、メインターゲットとなっている女性読者に対して大きな共感を得ることに成功した作品だと思える。
男性読者サイドで言わせてもらえば、かなり肩身の狭い読書を強いられるのだけれど(苦笑)、それがなかなか楽しいのはやはり滑稽に見える男性陣と、女性の友情の深さを体感できたからではないかと思うのである。
唯一の既婚者である奈津から夫が失踪したので娘を預かってほしいと主人公格の市子に連絡が入るところから物語が始まるのであるが、やはり女性たちは弱々しいようで逞しい。

そして失踪した憲吾はだらしないことこの上ないがそれは本作にとっては決まりごとのように感じる。途中で房恵という3人とは違ったタイプの女性を登場させ、憲吾の失踪の謎についてよくない疑念が浮かび上がるけれど、その真相が明らかになるところが驚かされるんだけれど、彼女たちの友情をより深めた事件でもあったように捉えるのは読み間違いなのだろうか。

いずれにしても、男性間の友人では味わえない女性間(これも幼いころからお互いに知っているからだと思いますが)の結託の強さに少し呆れつつもかなり感心せざるをえなかった。これが理想的な女性観の友情なのでしょう。そして奈津の娘である小学生である美月がこのまま素敵な大人に成長することを願って本を閉じた読者が大半であると思われる。それでは続編も続けて読みます。

評価7点。
posted by: トラキチ | 大島真寿美 | 01:43 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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