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『ビターシュガー 虹色天気雨2』 大島真寿美 (小学館文庫)
『虹色天気雨』の続編で3年後の彼女たちが描かれていて、三宅ちゃんの活躍のおかげで前作よりも楽しく読めること請け合い。。今回は読者にとって最も気になる存在だと言える美月が中学2年生になって大人びて来ました。父親の憲吾とは別居中で、憲吾とメールをするために市子のパソコンを借りにやってくるのであるが、市子の所には前のまりの彼氏である旭がひょんなことから居候中(これも三宅がからむ)であって、市子が美月に弁明する所から物語は始まるのである。

今回は前作よりも物語に変化が起こるのですが、そこにはやはり市子という人物の良い意味での人柄というものが影響しているように感じます。奈都が美月を預けたりするのも彼女のおおらかな人柄に安心して委ねることが出来るのでしょう。そこには長い年月に培われた友情というものがどっかりと座っていて、読者サイドにとっては市子と友人であることが奈津にとっては凄く誇らしく感じていることが伝わってきます(これはまりが市子に対する気持ちにも通じると思います)
彼女たち3人の関係って理想的なものに近いのでしょう。女性読者に聞いてみたいです。男性目線でも彼女たちの関係はお互いの距離感が素晴らしいが故、これからも続いて行くのでしょう。

そしてまりについて付け加えると、今回は新たな恋を進行中で人間的にグッと成長したように感じ物語に幅を持たせてくれていると感じます。これからは是非幸せをつかんでほしいですね。そして市子側が3人を中心として連帯感を持って生きていて読み手にとっては凄く心地よいのですが、対極をなす房恵の存在も忘れてはなりません。現実にも彼女のような無意識なようでしたたか(取りようによってはしたたかなようで無意識)な存在はきっといますよね。女性の現実と理想ってかけ離れているのでしょうか。少しでも模索して生きたいという人たちに送る応援歌のような小説です。美月が彼女の母親やその友達たちに囲まれ、そして母親に似た道を進んで行く所は微笑ましくもあれど焦れったくもありますが、母親以上にしあわせいっぱいに生きて欲しいな。それが現実的な私の願いでもあります。

評価7点。
posted by: トラキチ | 大島真寿美 | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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