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『なきむし姫』 重松清 (新潮文庫)
新潮文庫の100冊2015セレクト作品。タイトル通り普通よりも頼りなげな二児の母親である女性アヤを主人公に据え、夫(哲也)が単身赴任して家を空けた一年間にトラブルに直面することによって成長する姿を描きます。
期間限定のシングルマザーの前に現われるのは夫と同様幼なじみの健で、彼の波乱万丈な人生が物語に彩を添えます。これは読んでのお楽しみでしょう。

本作は文庫オリジナル作品だけれど、その約10年前に女性雑誌(主婦向け)に連載されたものを加筆訂正して仕上げられた作品であって、その背景からしてやはりアヤ目線で読まれることを前提として書かれている。モンスターペアレント役の留美子さんが滑稽で、旦那さん役であり哲也の同僚の朋也の大変さが窺い知れて気の毒なのであるが、やはりアヤを取り巻く2人の男性(夫の哲也とど隊長こと幼馴染の健)の両極性が読んでいてとっても気になり、二人に愛されるアヤは本当に幸せであって、果たしてどっちを愛しているのだろうと勘ぐったりもする読書であったけど、どちらかと言えば他の重松王道作品のような涙腺を刺激するタイプの作品というよりも、生き方を問う作品であったように感じられる。

ハートウォーミングだけれどグッと来るシーンは他作よりも少ない感じです。作者の願いはやはり女性の自立ということなのでしょう。温かいまなざしはどの重松作品であれ味わえますね。
ただ、描かれる子供たちにあんまり個性がなくやはり枚数が足りなかったかな、まあ一年間だけの別居だから別に不幸ではないですよね。健の娘のナッコの行く末が最も気になって本を閉じた人が多かったと想像しています。

評価8点。
posted by: トラキチ | 重松清 | 17:32 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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